16年間の任期を終え、26日ドイツ総選挙をもって引退をする独・メルケル首相。ロマンサーでは2020年3月より、メルケル首相の演説を3回に渡りデジタル出版で発信しました。
日々流れてくるニュース・SNSの情報も大事ですが、読み返されるべき情報をきちんと残すこともまたデジタル出版の重要な役割だとロマンサーは考えています。
コロナウイルスという未知の脅威に対し、リーダーシップを持って呼びかけた彼女の言葉を今一度読み返してみてください。
16年間の任期を終え、26日ドイツ総選挙をもって引退をする独・メルケル首相。ロマンサーでは2020年3月より、メルケル首相の演説を3回に渡りデジタル出版で発信しました。
日々流れてくるニュース・SNSの情報も大事ですが、読み返されるべき情報をきちんと残すこともまたデジタル出版の重要な役割だとロマンサーは考えています。
コロナウイルスという未知の脅威に対し、リーダーシップを持って呼びかけた彼女の言葉を今一度読み返してみてください。
20年目の9.11を迎えた。だからといって地球上の〝戦争〟は決して終わっていない。振り返っていつ、誰が、どこではじめたものなのか、意図をもって仕掛けられたものなのか、じっと考え見つめてみる機会はあるのだろうか。あるとすれば、記述された記録は大きな力となってくる。20年前の、いやもっとその前に記録されたテキストを読み直すことがデジタルによって成り立っていく次の世界は必ずやってくるだろう。そのとば口にようやく私たちは立ったのではないか。
9.11を迎えた今日、片岡義男の4つのテキストを読まれたらどうでしょうか。すべて、Romancerでつくられたものです。詳細は以下をクリック!
インターネットの電子図書館「青空文庫」の活動を続けている大久保ゆうさんが、フィルムアート社から翻訳本を出しました。題名は『文体の舵をとれ』(2021年8月刊行 2,000円+税)。
『文体の舵をとれ』と題する本書は、『闇の左手』や『ゲド戦記』といった代表作で知られるSF・ファンタジー作家のアーシュラ・K・ル=グウィンが、小説を書こうと志す十四人の生徒と一緒になって行ったワークショップをもとにする、小説教室である。(毎日新聞 2021年9月4日号「今週の本棚」より)
コロナ禍で注目を集めている「電子図書館」
突然ですが、みなさんは公共の電子図書館サービスが全国に何館あるかご存知でしょうか? 電子出版制作・流通協議会の調査によれば、2021年7月1日時点でなんと222館! 1年前の97館からプラス125館となりました。
取り扱っている電子書籍は出版社の本に限らず、地域独自のオリジナル作品がいくつもあります。今回のコラムでは、地域の独自資料を「誰でも読める」電子図書館を5館紹介します。
コロナ渦ではありますが、ボイジャー社5日間のインターンシップが終了しました。今年は専修大学から2名が参加。「電子書籍を作る、読む」というテーマで、課題に取り組んでもらいました。早速、2人の電子本を見てみましょう。
装丁の平野甲賀さんがこの世を去って早くも4ヶ月が経過します。こうなってしまって「甲賀文字」を改めて見つめています。壁に掛かったこの文字。なんとも言えない滲み出る愛情が伝わり心を揺すぶらないでしょうか。
ちくま学芸文庫より『ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者』藤永茂(ちくま学芸文庫)という本が発売されます。1996年に朝日選書から出版された同名書の改訂版です。
本書の紹介として、「オッペンハイマーは死神だったか」という文が掲載されています。
8月3日、インプレス発行「電子書籍ビジネス調査報告書」2021年版が発行されました。軌を一にして、講談社のネット情報誌『現代ビジネス』に、この世界の鋭意なライターである飯田一史さんのインタビューで落合早苗さん、そしてボイジャーの萩野正昭が語ります。
横向きが正解? それとも縦向き?
今回は縦書きでアルファベットを扱うときのコツをご紹介します。
アルファベットについて考えたことがなかった、という方も多いと思います。そんな方もまずはこちらの文章をご覧ください。
特別な操作をせず縦書きの文章を作成すると、アルファベットがすべて横向きになります。
違和感のある部分がいくつか見つかると思います。特に「Tシャツ」がわかりやすいですね。
Romancerの登録者数が14,000人を突破。つくられた作品数の合計は100,000作品を超えました。ご利用いただいている皆様へ厚く御礼申し上げます。
2014年7月の一般公開から7年。皆様から多くのご意見とご感想をいただき、Romancerは成長してきました。決してひとりではできませんでした。Romancer、そしてVOYAGERと関わっていただいた皆様へ改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
今年2021年6月には新ツール『NRエディター』を公開することができました。これからもWeb出版の可能性を求め、皆様へ新しい提案をしてまいります。
日々成長していくRomancerを今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
【プレスリリースはこちら】
大雨ニュースを見ていました。あの激しい土石流の映像に目が釘付けになりました。こういうものかと一見で分からせられた映像でした。同時に、激流に呑まれた人たちがいたこと、何人かは流れの突き進んだ海上でご遺体の発見だったこと。絶句しました。
呑み込まれるか、スマホを廻すか、同じ場所に立ちながら、若干の位置のズレが両者を分けたのでしょう。ほんのわずかな差の中にあるこんなに大き違いを一瞬に理解します。誰もが記録するカメラをもっている時代、記録の方法が文字を書くしかなかった時代との大きな変化を感じます。しかし、映像だろうと文字だろうと、記録を生かすルートを自分で掴んでいるとは言いがたい。何か自分以外のメディアがそれを利用する世界は、かなり、まだまだ、続いていくしかないのか、と、ちょっと弱気が残ります。
事実とは見えるものにはなく、見ている人の中にある。
9.11 撮影:Patrick Witty
デジタル出版のゴールは電子書籍、とは限りません。
今回は『デイドリーマーズ』という紙の本を紹介します。
この本は、デジタルハリウッド大学の新入生研修2020で制作されたアンソロジーです。
学生に与えられた研修課題は「アフターコロナの世界観を舞台とする物語を作る」こと。そして、それを電子書籍として作ることが課題でした。
刹那的という言葉をどうあなたは受け止めるでしょうか? 毎日の想いが、感情が、眼差しが、極めて短く一瞬に過ぎていく生き方のなかに置かれている気がして仕方ありません。次々に新しい利便な技術が紹介され、喧伝され、どうしたらいいかわからない焦った気持ちを煽られます。それらすべてがメディアを通じて私たちに届きます。ひっきりなしに。
「すごい」、「はじめて」、「驚き」とメディアは言い終えて、次なる「驚き」を明日また投げつけてくるだけです。三日前の、いや先月の、一年前の「驚き」はどうなってしまったのか。知っちゃいねぇと突き飛ばされる勢いで先を走っていきます。
ワクチンが絶対、ワクチンの副反応、ワクチンで死ぬ……一体どう受け止めればいいのでしょう。ワクチンを受けることしか対処の一つもない状況の中で、日々飛んでくる流言飛語の如きテレビの御託をウガイとともに、手洗いとともに水に流していくほか私たちにはありません。
もう少し、まともな言葉や記録を残す気持ちを勇気づけてもいいのじゃないでしょうか。
ふれあいとは何と尊いことでしょう。ちょっと時間が経ってしまいましたが、あるブログにボイジャーの記述が載っていました。お会いしたこともない方が、インプレスICE新書『電子書籍2020 本の在り方は変化する』について書いてくださいました。ふれあいを感じました。とても嬉しいことです。
storager-fanさんのブログ記事
『これが「電子書籍」の形という本の1冊が発売されました』
今回ご用意したTシャツはどんなものなのか? お知らせします。どうぞご覧ください。
Tシャツ応募の際に、欲しいパターンNo.を明記していただければ、できる限り優先対応をいたします。ただ数には限りがあり、別パターンになってしまうこともあるのはお覚悟お願いいたします。
みなさまの人気を考慮して追加注文もあり得ます、どうぞ盛り上げてください。
【Tシャツプレゼントについてはこちら】
かつてUSボイジャーが送り出した数々のTシャツがいまだに残されている。何よりも懐かしい私たちの記念碑のようだ。
みなさん、ご意見をお送りください。もれなくTシャツをプレゼントします。
なんでも結構です。ボイジャーについて、製品や作品、公開しているWeb出版ツールについて……短いコメントで十分です。
ボイジャー・ジャパンは、USボイジャーの影響を受けて、よくTシャツをつくりました。Tシャツってなんかうれしいモノです。いよいよ暑いシーズンの到来、これを着て街を歩けば、振り向く人の目に〝VOYAGER〟が印象に残ることでしょう。手前味噌の勝手を想像してみました。いくつかの種類、サイズ、今回はお子さん用のものまであります。どれが当たるかはお楽しみ! ということで。
さあ、どうかどしどしご応募ください。
BRING YOUR BRAIN
Tシャツの背にはいつもこの一言が記されていた。
〝頭を使え、金を遣うな〟
今回ご用意したTシャツはどんなものなのか? お知らせします。どうぞご覧ください。
再放送となりますが、注目の番組です。
番組名:文字の獲得は光の獲得でした ~作家 柳田邦男が読む いのちの手記~
放送日時:6月19日(土) 14:00-14:49
放送チャンネル:NHK・Eテレ
4月にICE新書で出版された萩野正昭著『電子書籍2020・本の在り方は変化する』の中にも、この番組に登場する藤野高明さんについて触れた部分があります。私たちが出版を考える上で、障害者が発する言葉にはなにか示唆に富むものを感じます。このインタビューをご覧になって番組を見たら、きっと大きな一歩につながると思っています。新しいWeb出版ツールを利用いただければ、こうした新しい出版の動きを実感できるのではないでしょうか。