
Open Libraryで何ができるのか
Open LibraryとはInternet Archiveが提唱するBook Server構想を具現化したものです。電子図書館でもあり、書籍データ・ベースでもあります。 そのゴールとして、以下のようなビジョンが掲げられています。
The ultimate goal of the Open Library is to make all the published works of humankind available to everyone in the world.(公開されているすべての人類の作品を世界中のすべての人が利用できるようにすることを目指す)
このOpen Libraryにはだれでも参加できます。少し古い情報ですが、2010年のボイジャーパンフレット「そして船は行く」の中でOpen Libraryの登録方法を紹介しています。
2010年の東京国際ブックフェア、ボイジャーではピーター・ブラントリーを招いて、Open Libraryについて講演していただきました。その動画がこちらです。
Voyager Japan releases 4,000 Japanese eBooks on Internet Archive
ボイジャーでは、このOpen Libraryに対して、2011年に、青空文庫の4,000作品を電子書籍(PDF)化して書誌情報とともに提供しました。そのときに、Internet Archiveから出たプレスリリースがこちらです。
こちらはOpen Libraryに収録されているだけでなく、Internet Archiveの特別コレクションとしても公開されています。
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