
本日、デジタル出版ツールRomancerはWebサイトを全面リニューアルしました。

https://romancer.voyager.co.jp/
今回のリニューアルで私たちが中心に据えたのは「自分の手でつくる」という体験です。

本日、デジタル出版ツールRomancerはWebサイトを全面リニューアルしました。

https://romancer.voyager.co.jp/
今回のリニューアルで私たちが中心に据えたのは「自分の手でつくる」という体験です。

Romancerは、10月26日(月)14:00〜にWebサイトをリニューアル予定です。
あわせて、「NRエディター」もバージョンアップいたします。
自分で試し、選び、納得のいく一冊へ。
NRエディターは、電子書籍づくりに必要な機能に絞ったオンラインエディターです。
本をつくる時間をもっと楽しめるよう、レイアウトの工夫や日々の編集を支える機能・操作を充実させました。
今回は、使い勝手が良くなる3つのポイントを、ひと足先にご紹介します。

これからデジタル出版を始める方に向けた、実践的な一冊。
本書の前半では、EPUB制作や流通・販売にかかる具体的な手順と費用をわかりやすく説明。後半では、デジタル出版を取り入れた小出版のリアルな事例をご紹介しています。
「何から始めればいい?」「コストは?」という疑問をクリアにし、小さな出版社でも無理なくデジタルシフトを進めるためのヒントが満載です。

著者:三枝 潤子(さえぐさ じゅんこ)

本作品は、順天堂大学名誉教授・医療法人社団松和会理事長である著者 富野康日己先生がボイジャーから出版をした電子書籍作品の12作品目となります。
Romancer NRエディターを利用して制作された作品を、ぜひご覧ください。
腎臓病や高血圧に悩まされている方の100の質問に、名医がQ&A形式で詳しく解説します。
著者:富野康日己(とみの やすひこ)
あなたは大丈夫ですか?
それでも「まだ様子を見ましょう」と言われていませんか?
本書は、順天堂大学名誉教授・医療法人社団松和会理事長である著者が、腎臓病・高血圧について100の質問にQ&A形式で詳しく解説。
CKD患者約1,480万人時代。放置すれば、脳梗塞・心筋梗塞・透析へ進行する可能性もあります。
「いま何が起きているのか」「これからどうすべきか」が分かる一冊です。

Romancerをご利用いただきありがとうございます。
現在RomancerはEPUB制作の手段として「NRエディター」「原稿アップロード」「エディター入力」の3通りの方法を提供しています。
エディター入力はブラウザ上で原稿を入力・編集できる方法として長らく提供しておりましたが、現在はブラウザ上での制作はNRエディターで実現可能となっております。
今後はNRエディターを通してブラウザ上での制作環境を整えていくため、2026年5月20日以降に会員登録されたアカウントへの「エディター入力」の提供を終了する運びとなりました。
現在すでにRomancerに登録されているアカウントや、2026年5月19日までに会員登録されたアカウントではご利用いただけます。すでに制作されている作品も引き続きエディター入力で編集することができますので現在ご利用中の方はご安心いただけたらと存じます。
今後ともRomancerをよろしくお願いいたします。

2026年4月4日(土)「ITmedia NEWS」にて、デジタル出版ツール Romancer NRエディターの記事が公開されました。
本記事では、迷わず「本らしい」電子書籍を作成できるツールとして、NRエディターの設計思想が紹介されています。
「高機能=使いやすい」とは限らない電子書籍制作において、NRエディターがどのようにシンプルさと表現力を両立しているのか。開発者のインタビューと共に解説されています。
執筆は、文房具やデジタルガジェットに精通し、多くのメディアで活躍されている納富 廉邦氏。
記事内では、納富氏が自らNRエディターを使用し、自身の連載をデジタル出版する過程についても触れられています。
■掲載記事
分かりにくいけれど面白いモノたち - ITmedia NEWS
電子書籍が作れるNRエディターが絶妙なアプデ 開発者に聞く新機能のコンセプトと便利な“使い方”
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2604/04/news027.html
■制作事例
『リアルと可愛いの境界線をにじませる「ぬいぐるみ」の現在』

「NRエディター Ver.2」オープンベータ版へのたくさんのご応募、誠にありがとうございました。
おかげさまで、私たちの予想をはるかに超える多くの方に関心を持っていただき、募集期間を終了いたしました。
お申し込みの際にいただいた温かな応援メッセージの数々は、チーム全員で大切に読ませていただいております。
今回ご参加いただけなかった皆さまへも、次回の募集を前向きに準備しております。
その際は、ぜひまたお力添えをいただけますと幸いです。
書くことに集中し、縦書きの電子書籍をシンプルに制作できる場所を。
デジタル出版ツールRomancer(ロマンサー)では、作品の執筆・EPUB制作をブラウザ上で行う「NRエディター」を開発して参りました。
よりこだわった電子書籍のレイアウトを実現する「NRエディター Ver.2」。先行利用の一次募集では大きな反響をいただき、この度ご好評につき【二次募集】を開始いたします。
以下の要項をお読みいただき、ぜひ新しい「NRエディター Ver.2」を体験してみてください。
作家の皆さまとより使いやすいツールを作り上げるため、ぜひご協力・応援メッセージをお願いいたします。
![]()
NRエディター Ver.2 ではいただいたご要望をもとに様々な改良を行っています。
その中から特にお使いいただきたい機能を5つご紹介します。
Ver.2ではより詳細な段落スタイルが設定できるようになりました。
機能を強化する一方で、今まで通りの操作感も大切にしたい。
そこで目的や好みに合わせて切り替えられる2つのモードを導入しました。
これまでと同じ様に作品をつくる場合は「シンプルモード」で。
より詳細な段落スタイルをフル活用する場合は「こだわりモード」で。
「エディターの設定」ボタンからいつでも切り替えられます。

「こだわりモード」では段落メニューで選べるスタイルが増えます。

さらに、こだわりモードで利用できる「ツールボックス」ではスタイルを個別に設定できます。
今まで出来なかったより複雑な表現も可能に。

縦書きで選べるテキストスタイルが増えました。
今まで横書きだけで使用できたテキストスタイルが、縦書きでも同じ様に使用できるようになります。
また、新たに明朝とゴシックの切り替えができるようになります。

作品の「縦書き・横書き」を、ボタン一つでいつでも変更可能になりました。
文章の形式やジャンルに合わせて最適な表示を選択することで、執筆中から仕上がりのイメージをより具体的に持つことができます。

好きな位置に「ページ区切り」を挿入できます。
物語の場面転換や、ページの先頭から文章を読ませたい場合に活用してみてください。

|
現行版
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Ver.2
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|||
|---|---|---|---|---|
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シンプル
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こだわり
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| 段落スタイル | 見出し | 1〜3 | 1〜3 | 1〜6 |
| 字下げ | 2字 | 2字 | 0.5字〜5字 | |
| ぶら下げ | 1字 | 1字 | 0.5字〜5字 | |
| 下寄せ | あり | |||
| トビラ | 縦書きのみ | 縦・横あり | ||
| 上記の組み合わせ | なし | なし | あり | |
| アイテム | 画像 | あり | ||
| ページ区切り | なし | あり | ||
| テキストスタイル | 太字 | 縦・横あり | ||
| リンク | 縦・横あり | |||
| ルビ | 縦・横あり | |||
| 傍点 | 横書きのみ | 縦・横あり | ||
| 下付き・上付き | 横書きのみ | 縦・横あり | ||
| 下線 | 横書きのみ | 縦・横あり | ||
| 斜体 | 横書きのみ | 縦・横あり ※縦書きでは非推奨 |
||
| フォント切り替え | なし | 縦・横あり | ||
| 縦・横書き切り替え | 作成前に指定 | リアルタイム切り替え | ||
*仕様は変更になる可能性があります

ログイン後、会員メニューの「NRエディター」をクリック

「新規追加」をクリック

「新しいNRエディターでつくる」をクリック
※このボタンは申込み者の方限定で、利用開始日時になると表示されます

NRエディター Ver.2 が開きます

2025年、累計来場者数2557万人を超えた大阪・関西万博。ミャクミャク関連グッズの売上は800億を突破しました。
閉幕直前に、取材スタッフが大阪・関西万博に足を踏み入れると、そこには驚きと発見に満ちた未来の光景が広がっていました。
今回の取材では、幻想的な「クラゲ館」と、テクノロジーの粋を集めた「AIスーツケース」に焦点を当て、その魅力をレポートします

万博会場を歩き回る人々の間で、ひときわ目を引くテクノロジーがありました。それが「AIスーツケース」です。 このスーツケースは、自動で動く“盲導犬的ロボット”とも言える存在で、荷物運び用ではありません。周囲の環境を自動認識し、混雑した場所でも人や障害物を賢く避けながら、まるで忠実な盲導犬のように人をナビしていたのです。

AIスーツケースは、特に視覚障がい者の自律的な移動を支援するために開発されており、会場では連日実証実験が行われていました。この開発の中心となっているのは、日本科学未来館館長の浅川智恵子さんです。浅川さんは追手門学院大学の卒業生で、現在は同大学の客員教授も務めています。
そのため、運営サポートに、追手門学院大学の学生たちが関わっていました。彼らは、ユーザーへの対応や行動記録、データ収集・分析にも携わり、社会課題の解決に貢献する実践的な学びを得ているとのことです。
この取り組みは、将来の旅行や移動を劇的に変える可能性を秘めています。ハンズフリーで地図を確認したり、写真を撮ったり、より快適な旅の体験が実現するでしょう。

関連情報:追手門学院大学
https://www.otemon.ac.jp/whatsnew/news/_19175.html

万博会場の一角に、まるで深海のような静けさをまとうパビリオンがありました。ここが、「いのちの遊び場 クラゲ館」です。
特筆すべきは、クラゲをよくある水槽展示ではなく、空に浮かぶ文字・映像として表現していることです。このパビリオンは、大日本印刷(DNP)がゴールドパートナーとして参画しており、その技術力が随所に活かされています。空間展示に加え、バーチャル空間の特性を活かした体験を企画・制作することで、来場者は五感でクラゲの生態を感じられるような没入感を味わえました。壁一面のプロジェクションマッピングには、クラゲの動きに合わせて光の粒子が舞い、まるで自分が深海にいるかのような体験を提供していました。

また、こちらの会場ではさまざまな障がいや個性を持つ人にも楽しんでもらおうという配慮が感じられました。
会場に登るまでのスロープや、ガイドの方が丁寧なサポートをしていることが印象的でした。
アクセシビリティにも配慮する意識がある、DNPならではの会場だと強く感じられます。
広島県福山市が「いのちの遊び場 クラゲ館」の移設先に応募しています。
関連情報:DNP 大阪・関西万博特設サイト
https://www.dnp.co.jp/brand/expo2025/jelly-fish/



33年前は若かった!
左から鎌田純子(現社長)、北村礼明(創業メンバーの一人)、萩野正昭(前社長)
1992年10月26日はボイジャーが創立した日です。これからはデジタル出版だ!と4人でスタートしました。
当時、デジタル出版の市場はゼロ円でした。作るツールもない。売り場もない。読者もない、といった時代です。
2011年(東日本大震災の年)、EPUB 3 が公開されました。EPUBはデジタル出版ファイルの世界標準仕様であり、誰でも無料で利用できるオープンフォーマットです。それまでは日本では企業がデジタル出版のファイル形式を開発していました。これは企業次第で「本」の寿命が終わってしまうことと同じです。EPUBによって初めて、デジタル出版はハードウェアに関わらず読書できることになりました。
デジタルに挑戦しつづけた多くの著者、読者、出版者、オープンフォーマット策定の努力などの甲斐があって、2024年のデジタル出版の市場は5,660億円、出版市場全体1兆5716億円の36%に成長しました。

デザイン:平野甲賀
ボイジャーがやってきたことは、デジタル出版の「理想の姿」を見つけることでした。
あなたとは著者であり、読者です。また、出版者です。30年前、デジタル出版を始めた時にはわかりませんでした。創業から20年たって、やっと手掛かりを掴みました。
みなさん、デジタルで読者とつながってください。ボイジャーがお手伝いします。どうぞ、制作ツールRomancerを使って、自分の思いを形にして、世に問いかけてください。
◆新刊案内
ボイジャー創業者・萩野正昭が綴った新刊『おもいで 未来』が、2025年10月7日に発売されました。ぜひご注目ください。

電子版:990円(税込)印刷版:1,980円(税込)
※『おもいで 未来』は電子書籍制作ツール「Romancer」にある「NRエディター」で作成しております。
NRエディター制作マニュアル
https://romancer.voyager.co.jp/how2makebynreditor/
◆電子書籍制作ツール「Romancer」
デジタル出版ツール Romancer
https://romancer.voyager.co.jp/

「おもいで」は誰にでもあります。長い人生を歩んだ人ならではの貴重な体験を共有する手段として、デジタル出版は最も低廉で、人々が把握しやすい、配信可能なメディアに成長しています。その可能性を知る具体例として参考にしてほしい〝本〟です。デジタル出版にどうして身を投じたか? 見えない何かに向き合っていく姿勢はどう育まれてきたのか? 各篇、随所に画像、音楽、映像とのリンクが施され、テキストのみに集約しない、デジタルによる情報の拡張が工夫されています。
ボイジャーの萩野正昭です。
1992(平成4)年の創業時、46歳から79歳の今日まで仕事をしてまいりました。
皆さまには大きな励ましをいただき、その支援のおかげでボイジャーは今日を迎えることができました。
誠にありがとうございます。心から御礼申し上げます。
すでに私は現役を退き、顧問として働く身です。
この度、33年間のデジタル出版を振り返り、10月7日に『おもいで 未来』という本を出版することになりました。
そのお知らせをいたします。
何よりも皆さまに読んでいただきたい〝本〟です。無援の時代の中で、ボイジャーをご支援くださった皆さまに捧げる気持ちでつくりました。
一言、直接、ここに皆さまへお知らせ申し上げます。
萩野正昭(はぎのまさあき)
株式会社ボイジャー創業者。1946年生。早稲田大学法学部卒。1969年港湾建設会社に入社。1970年から東映教育映画部で契約演出職。1981年レーザーディスク制作・企画、1990年パイオニアLDC取締役映画製作部長。1992年ボイジャー・ジャパン設立。デジタル出版事業を開始。2013年ボイジャー代表取締役を退任、現在は顧問。著書に『電子書籍奮戦記』(新潮社)、『木で軍艦をつくった男』(ボイジャー)、『これからの本の話をしよう』(晶文社)、『電子書籍2020』(ICE)など。
北尾修一(百万年書房)× 萩野正昭
司会:大谷和利


Team Human ( https://www.teamhuman.fm/ )
ポッドキャスト「チームヒューマン」トップページ
「チームヒューマン」はスポンサーEveryone's Earth社と読者の月5ドル〜50ドルの定期購読費用で運営されている
『デジタル生存競争』の著者、ダグラス・ラシュコフが運営しているポッドキャストにはスポンサーが付いています。
D・ラシュコフはインターネットを支配しているネット億万長者の姿勢を厳しく批判しているテック評論家として有名です。その、D・ラシュコフが運営するポッドキャスト「チームヒューマン」(Team Human)にスポンサーが付いている? 著作を知る人ならば頭が疑問符で埋めつくされるはずです。
彼がどんな本を書いているのか、少しだけ紹介しましょう。例えば著作『デジタル生存競争』では、ネット長者が火星への移住や自分用の核シェルターを準備していることを笑い飛ばしました。2023年6月刊行の日本語版は2万5千部売れています。2025年4月刊行のドイツ語版は権威あるドイツ経済紙ハンデルスブラット(Handlesblatt)が主催するドイツ・ビジネス書賞のロングリストに選出されました。
別の著作『チームヒューマン』では、「我が家の近くにあるピザ店」という検索をした場合を例にあげて、ユーザーが無意識のうちにeコマース等にとって望ましい行動を導くように促す技術「パースエイシブテクノロジー」の危険を暴いています。今のネットは、パースエイシブデザインだから、検索結果は現実を反映しているわけではなく、自分が求めた結果が表示されているはずだと思い込まされているだけだ、と言うのです。
「チームヒューマン」にアクセスしてみます。画面の一番上、赤色の四角で囲まれた[support]ボタン、ここから読者は定期購読を申し込むことができます。
エピソードにアクセスしてみます。すると画面の下部分に数行のスポンサーのクレジットがあります。
Team Human is proudly sponsored by Everyone's Earth.
Use the code “rush10” to receive 10% off on Cobi Dryer Sheets
Learn more about Everyone's Earth: https://everyonesearth.com/
インターネット広告のリアルタイムビッティング技術(RTB)では、ユーザーのインプレッションごとにアルゴリズムが動いています。機械が人間に代わって0.1秒単位のオークション方式でスポンサーを探しているのです。だから突然、生命保険や健康食品の広告が出てくるのです。D・ラシュコフはそんな非人間的なことはしません。それがD・ラシュコフです。
D・ラシュコフにどうやってスポンサーを見つけたのかと聞きました。
私は最初の広告でその件について放送で話しました。私はニューヨーク市のビデオスタジオでポッドキャストを制作しています。
Everyone's Earthという会社の代表者は、同じスタジオで彼の再生製品「コビードライヤーシート(Cobi Dryer Sheets)」などに関する動画を撮影していました。彼は私の仕事の大ファンで、私の番組のスポンサーになっていいか尋ねてきました。私は「もちろん」と答えました。彼は唯一のスポンサーになりたいと言い、私が彼の活動について自分で広告を作成してほしいと要望しました。私は彼に何をしているのか尋ねました。彼は、多くの人々が使用するプラスチック製品に代わる生分解性製品を製造していると説明しました。私はそれが素晴らしいと考えました。彼と彼のミッションを信頼しています。
そのため、彼はエピソードごとに定額料金を支払っています。私は2つの広告を読み上げたり即興で作成したりし、会社の広告を1つ流します。
私は代理店や入札などを使いません。月末に、録音した番組の数を記載した請求書を彼に送ります。通常は4~5番組です。その後、彼は私の銀行口座に電子送金で支払いを送金します。
ポッドキャストでコビードライヤーシートの使い心地、スポンサーEveryone's Earth社創業者トム・カリッシュ(Tom Kallish)との出会いを語るD・ラシュコフ
Life is Not a Simulation: It's Magic
このポッドキャストでD・ラシュコフは、コビードライヤーシートは洗濯物をフワフワに仕上げるための乾燥機用の商品で、創業者トム・カリッシュとその製品は、自分で紹介する価値があったと信頼したからこそ、スポンサーになってもらったと話しています。みなさんもどうぞゆっくりご視聴ください。
最後に「パースエイシブテクノロジー」という言葉が気になった方のために『チームヒューマン』から引用します。
パースエイシブテクノロジーの戦略は、デジタル環境が正しく世界を再現しているということをユーザーが信じるかどうかにかかっています。ネットの画面が現実世界を見るための窓であると信じると、画面に並んだ商品の画像を受け入れやすくなります。しかし、提示されていない選択肢はどうなるのでしょうか。それは本当に存在しないのでしょうか。
「我が家の近くにあるピザ店」という単純な検索に対して、掲載料を払った店だけがリストに表示されて、掲載料を払っていない店は表示されないのかもしれません。パースエイシブデザインでは、それぞれの条件でいくつかの選択肢を示しますが、これは、ユーザーが本当に自主性を発揮してネットの限界から飛び出してしまわずに、どのように店を選ぶのか、そのパターンをユーザーに教え込むためです。ゲームデザイナーが全てのプレーヤーに同じ物語を進ませるのと同じです。このとき私たちは、最初から最後まで自分自身で選んだと思っていますが、このような選択は本物ではありません。全ての選択肢は、デザイナーがあらかじめ用意した結果に必ずたどり着くからです。画面そのものは中立的に見えるので、私たちは提示された選択肢をそのとおりに受け取っています。しかしその選択肢は、そもそも選択肢ではなくて、私たちに制約を受け入れさせるための新しい手段なのです。
『チームヒューマン』 第5章 デジタルメディア環境——モノ化される人間 紙版 p86

『おもいで 未来』
2025年10月7日発売予定

萩野正昭著 電子版990円(税込)紙版1980円(税込)
市場の影さえなかったデジタル出版。身を投じ、見えない何かに向き合った著者が語る7篇の「おもいで」と、最後の1篇に集約される明日の出版のあり方を示唆する貴重な体験談。
「おもいで」は誰にでもあります。長い人生を歩んだ人ならではの貴重な体験を共有する手段として、デジタル出版は最も低廉で、人々が把握しやすい、配信可能なメディアに成長しています。その可能性を知る具体例として参考にしてほしい〝本〟です。デジタル出版にどうして身を投じたか? 見えない何かに向き合っていく姿勢はどう育まれてきたのか? 各篇、随所に画像、音楽、映像とのリンクが施され、テキストのみに集約しない、デジタルによる情報の拡張が工夫されています。
著者紹介:萩野正昭(はぎのまさあき)
1946年生。早稲田大学法学部卒。1969年港湾建設会社に入社。1970年から東映教育映画部で契約演出職。1981年レーザーディスク制作・企画、1990年パイオニアLDC取締役映画製作部長。1992年ボイジャー・ジャパン設立。デジタル出版事業を開始。2013年ボイジャー代表取締役を退任、現在は顧問。著書に『電子書籍奮戦記』(新潮社)、『木で軍艦をつくった男』(ボイジャー)、『これからの本の話をしよう』(晶文社)、『電子書籍2020』(ICE)などがある。
◆デジタル出版の黎明期から未来までを語る貴重な証言
コンテンツ産業史アーカイブ研究センター(2024年11月12日より歴史アーカイブ研究センターから名称変更)は、日本のコンテンツ産業の発展における貴重な証言を記録するオーラル・ヒストリープロジェクトの一環として、株式会社ボイジャー創業者 萩野正昭に行ったインタビュー動画を、2025年8月27日に公開しました。
2024年7月26日にボイジャーのオフィスで行われたインタビューでは、創業者である萩野正昭がデジタル出版の誕生、成長、そして未来について、第一線で活躍してきた経験に基づいた話を語りました。
今回公開される内容が、ZEN大学コンテンツ産業史アーカイブ研究センターより「デジタル出版の歴史を理解する上で欠かせない貴重な一次資料」と評価いただいていることを大変光栄に思います。
映像と文字起こしされた文章はこちらからご覧いただけます。
萩野は、港湾建設会社、東映での映画監督、レーザーディスクなど様々な経験をし、数々のアイデアを吸収して電子書籍の海に漕ぎ出しました。
ビデオディスク昆虫記『ファーブルの世界 ~カリバチの自然誌~』がそのアイデアの中の一つになっていた事を想像出来る人は少ないでしょう。

時代が経つにつれて、実物を見る機会が減り、インターネットで調べても簡単には出てこない事柄は多くあります。
電子書籍のアイデアがどこから生まれたのか、インタビューではその背景が幅広く語られています。
また、萩野がインタビューで「自分の思い出を書いている」と語った作品は、『おもいで 未来』として2025年10月発売予定です。
『電子書籍奮戦記』や『これからの本の話をしよう』ではあまり語られなかった、デジタル出版に身を投じた理由が書かれています。
どうぞお楽しみに!
コンテンツ産業史アーカイブ研究センターについて
日本のコンテンツ産業は、現代を代表する表現文化として世界に大きな影響を与えてきました。また、現代的で総合的な文化創造産業として、国内外で大きな存在感を持つようになっています。本センターは、その歴史を形作ってきたヒトやモノやコトに関わる一次資料を広く深く収集、保存するアーカイブを構築し、研究や教育、事業創造など社会的な利活用のために公開していくことを使命とします。

アクセシブル・ブックス・サポートセンター(ABSC)が発行する「ABSCレポート(第4号)」の電子配信が始まりました。どなたでも無料でお申し込みできます。
本書をちょこっと紹介!
★現場の挑戦から学ぶ!リフロー型EPUBの制作
本号の巻頭では、一般社団法人 法政大学出版局 編集部による貴重な書籍制作フローの事例が紹介されています。これまではPDFやEPUBフィックス形式で制作していた書籍を、どうにかリフロー形式のEPUBにできないかと試行錯誤する、その生々しい奮闘の様子を見ることができます。
★小さく始めるアクセシブル・ブック制作のヒント
さらに、電子書籍作成ツールRomancerを運営する株式会社ボイジャー 代表取締役社長 鎌田純子のインタビュー記事も掲載されています。読書バリアフリー法や具体的なEPUB制作のポイントを分かりやすく解説した資料『アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント』を紹介。アクセシビリティ対応への第一歩を踏み出したい方にとって、この資料がきっと力になるはずです。

※電子配信はテキストリフロー版です。文字の拡大縮小や音声読み上げによる読書に対応しています。
◆ABSC (Accessible Books Support Center)
◆アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント


原爆投下から80年、あの日がまたやってくる——原爆の記録を扱ったデジタル出版作品『ヒロシマ・ナガサキのまえに』をボイジャーは毎年みなさまにお知らせし続けてきました。
オリジナル版の制作背景と、電子本の制作背景をご紹介します。

エノラ・ゲイ機長席から手を振るポール・ティベッツ大佐。wikipediaより転載。
アメリカの首都ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館の1つ、国立航空宇宙博物館が、1995年に原爆投下50年を記念してB29投下機エノラ・ゲイと原爆の被害写真の展示を企画しました。
アメリカは終戦直前の8月6日広島に、続いて8月9日長崎に原爆を投下しました。広島では14万人、長崎では7万4千人の一般市民の命を奪ったその被害の写真などを含んだ展示になる予定でした。
ところが在郷軍人の反対にあい、展示はあえなく頓挫しました。この事件は日本でも大きく報道されました。歴史を都合よく修正する「修正主義」に、ヒバクシャを含め、失望と怒りの声が湧きあがりました。
2003年10月16日に出た広島市長 秋葉忠利の声明「エノラ・ゲイの展示における原爆被害の説明についての要望(2003年10月16日)」は詳細を語っています。
当時の米ボイジャー社のスタッフは軍人の意向による展示内容の変更に怒りました。そして自分たちのできることをやろうと本作品を企画したのです。
当時のデジタル技術を使い、88分のドキュメンタリー映画「The Day After Trinity: J. Robert Oppenheimer and the Atomic Bomb」(監督ジョン・エルス)、マンハッタン計画に関係したノーベル賞科学者ら計16人のインタビュー全文、FBIおよび軍関係の機密文書などを1枚のCD-ROMにしました。
映画は1981年のアカデミー賞ドキュメンタリー部門ノミネート作品です。原爆の父と呼ばれるロバート・オッペンハイマーや弟の物理学者フランク・オッペンハイマー、ハンス・ベーテ、ロバート・ラスバン・ウィルソンなどのインタビュー映像が入っています。R・オッペンハイマーの伝記映画「オッペンハイマー」(監督クリストファー・ノーラン)とは異なる、ドキュメンタリ-映像ならではの説得力を秘めています。
このCD-ROMはその映像と取材インタビュー全文、歴史資料を組み合わせ、デジタル出版の力を最大限に活用した作品となりました。
制作の様子を見ていた日本のボイジャー創業者萩野正昭は日本語版の制作を考えました。ただ、翻訳の対象が膨大でした。映画だけではなく、映画には使われなかったインタビューの書き起こしの翻訳費用を考えると、とても負担できる金額ではありませんでした。
日本語版をあきらめかかっていた時に、インターネットの電子図書館「青空文庫」の呼びかけ人である富田倫生から提案をうけました。それは、翻訳費が障害であるなら、翻訳のギャラはいらないから、この日本語版を出してくれ、というものでした。
富田倫生は広島の出身です。原爆は幼いころから身近な歴史でした。そして、富田晶子夫人とともに無償で翻訳に取り掛かってくれました。結果、原稿用紙1,000枚分、40万文字の原稿ができあがりました。日本語になったインタビュー原稿から映画「The Day After Trinity」の該当箇所へのリンクをつけ直し、1996年8月6日に日本語版「ヒロシマ・ナガサキのまえに」が完成しました。
萩野はこう語ります。
「スミソニアン博物館で企画された原爆投下50年の展覧会(原爆投下機エノラ・ゲイまでが展示)の反原爆姿勢に在郷軍人が反発し、展覧会はめちゃくちゃになってしまった。それに憤り、当時の米ボイジャーは、自分たちのできることとして本作品を発表した。この姿をNYでまざまざと見た私は、日本人としても彼らの意志を引き継ごうと思い、日本語化に取り組んだ。とてつもない翻訳と文字数がここには詰まっていた。
デジタル出版とは何か? を、強烈にボイジャー・ジャパンへ語りかけた作品だった」
ここまで書いてきたように、この作品のオリジナル版、そして日本語版は日米ボイジャーの熱い思いの詰まったマルチメディアCD-ROM作品でした。
「でした」とは? 今ではこのCD-ROMの再生環境が失われてしまったため、オリジナル版は見ることができないので「でした」なのです。今現在CD-ROMドライブを持っている方はほとんどいないでしょう。CD-ROMドライブ、コンテンツを再生するためのアプリケーション、そのアプリケーションが動くOS、これらはとっくの昔にすべて時代遅れの産物となっています。私たちの社会はすべての情報はインターネット経由でという環境に変わってしまっているのです。
ボイジャーは、失ったままではなく、自分たちがやれることをやろう、と映像以外の部分をデジタル出版することにしました。それが電子書籍の世界標準のファイル形式EPUBによる出版でした。
幸い、映像はYoutubeで見ることができます。(記事公開当時。閲覧は停止される可能性があります)映画終わり近く、R・オッペンハイマーが登場する場面をみてください。「原爆を使えば一晩でアメリカの主要都市の住民を全滅できるか」という質問を受けて、「できる」と答えています。そのあと、弟F・オッペンハイマーが登場します。
ピラミッドフィルムが公開中の映画「The Day After Trinity」より。
日米のボイジャーが制作した『ヒロシマ・ナガサキのまえに』は、これからも出版とは何か、デジタル出版とは何かを世の中に問いかけていく作品だと思います。
以下のURLから一部分、閲覧できますのでどうぞ、ご覧ください。

著者:ジョン・エルス 翻訳:富田倫生・富田晶子
価格:880円(税込) 各電子書店で発売中

『デジタル一滴シリーズ』の新刊「本づくりはジャムセッション~編集は何をしていますか」を2025年6月30日に刊行いたします。今回は、編集の仕事について書かれた本です。
「私の仕事は本の編集です」といっても、各人、各社、仕事の範囲は異なります。本書では、フリーランスの編集者という立場から、本づくりの裏方である編集について書かれています。本づくりに興味のある方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

著者:波野發作(なみの はっさく)

印刷博物館(東京都文京区)で「黒の芸術」展が 2025年7月21日(月・祝)まで開催中です。
15世紀なかばに製作されたグーテンベルクの印刷機の想定復元、当時の印刷物など多くの展示を行っています。デジタル出版はアナログの出版を真似して登場しました。ぜひ会場でご覧ください。
◆印刷博物館「黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化」
会期:2025年4月26日(土) ~ 2025年7月21日(月・祝)
休館日:毎週月曜日(ただし、7月21日は開館)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
入場料:一般1000円、学生500円、高校生300円、中学生以下無料
住所:東京都文京区水道1丁目3番3号 TOPPAN小石川本社ビル

印刷博物館会場入り口にある「黒の芸術」展ポスター
印刷博物館はTOPPAN広報活動の一つで、創業100周年記念事業として2000年に開館。2020年にリニューアル。約20名のスタッフが、館の運営や日頃のワークショップを担当している。

展示中の木製手引き印刷機(複製)
毎週土日および祝日15時から、活版印刷の実演を見ることができる。
活版による印刷は普段目にすることがありません。目にするとすれば、古本屋にある昭和初期の書物、あるいは、開店したばかりのおしゃれなお店のカードくらいでしょう。
印刷博物館は、印刷業大手のTOPPANホールディングス株式会社が運営しています。
TOPPANではかつて活版印刷を行なっていましたが、今では現場を知るスタッフも少なくなりました。そんな中、2025年6月7~8日に印刷博物館で、「黒の芸術」展の特別ワークショップ「復元活字で42行聖書の組版に挑戦」が開かれました。応募総数383人、当選者8名、倍率48倍だったそうです。
ワークショップの様子を印刷工房インストラクターの方にお聞きしました。
——いつごろから準備を始めたのですか?
「黒の芸術」展は2022年ごろから準備を始めました。会期が終了しないとわかりませんが、現状、たくさんの方にいらしていただいています。当館はドイツのマインツにあるグーテンベルク博物館と協力協定を結んでいますが、グーテンベルク博物館は2030年頃までリニューアル中です。一部の展示品を借りられそうだということで、企画が進みました。
——ワークショップの企画のきっかけは?
「活字を使って何かしたい」と考えたからです。普段は、42行聖書の復元活字はしまいこまれていて、出番がありません。「黒の芸術」でワークショップを開けば、自分の手で活字を組んで印刷物を完成させる体験をしてもらえます。活字を使って印刷物を作るのはとても面白いことなんです。グーテンベルクの42行聖書に使用された「ブラックレター」を使ったら、きっと楽しい体験になると考えました。でも工房の設備の関係で8名の方しか、お招きできませんでした。
——活字を組むという組版の作業で難しいところはどこですか?
参加した方は、ドイツ語を勉強している方、カリグラフィーが好きな方といろいろでした。20代の方は1名だけで、他は40代〜50代の方でした。
当日は、参加者の方に1行ずつ、組んでいただきましたが、平均で1行組むのに30分くらいかかりました。当館のインストラクターでもブラックレターの活字を組むとかなり時間がかかります。最近はドイツ人でもブラックレターを読めない人が増えているそうです。
当館が所有している42行聖書の復元活字は241種で、正しく選んでもらうためにヒントを用意しました。それでも難しかったようです。なぜかというと「a」という字でも数種類、「po」という合字でも2種類あります。異体字や合字も多くあり、その中で違いを見分けるのは難しいのです。一度でOKだった方は、ヒント通りに組んだ方で、他の方は、試し刷りのゲラを見て修正するということを何度か繰り返しました。

印刷博物館所有の42行聖書零葉から、民数記の一部の7行を抜粋
ワークショップ参加者は3行目から6行目を1行ずつ、担当。残りはインストラクターが担当した。

ワークショップでは一人3枚を印刷。印刷後、インキが乾くまで紙立てに置いておく。
赤色と青色の文字はグーテンベルクの42行聖書では、手作業の装飾がされた部分。
ワークショップでは黒色インキで本文を印刷したあと、樹脂版を用いそれぞれの色で印刷した。

印刷博物館工房でのワークショップで常時利用している簡易活版印刷機
——ブラックレターは欧米では「ゴシック体」と呼ばれているようですが、日本の「ゴシック体」とはかなり違ってみえます。どうしてなのでしょうか?
日本でいうゴシック体は、欧米では「サンセリフ体」とよばれます。
欧米ではゴシック体といえば直線的で黒々とした、書体によってはひげのような装飾がついた文字のことを指し、ブラックレターともいわれます。
グーテンベルクは、それまで羽根ペンで手書きしていたラテン語の聖書を複製するために、ブラックレターの活字を作りました。

木製手引き印刷機(複製)印刷実演での印刷物
——グーテンベルクのすごかったところは何だと考えていますか?
印刷機、活字、インキ、それぞれの発明を組み合わせた総合的な活版印刷技術の発明だというところがすごいと思います。今では活版は主流の印刷技術ではありませんが、デジタル出版であっても、その基本はグーテンベルクが作ったものにあると思います。
グーテンベルクが制作した活字は約270種だったといいます。ラテン語の聖書を印刷するには、標準となるアルファベットの大文字、小文字のほかに異体字、合字、略字記号がついたもの、句読点などが必要でした。
それが今、世界中で流通できる電子書籍のファイル仕様EPUBでは、100万文字以上の文字が扱えるようになっています。しかも、目が見えない人たちの読書にも対応しようとしています。アナログを通して出版のデジタル化を感じてください。
◆オンライン電子書籍制作ツール「Romancer」
デジタル出版ツール Romancer
https://romancer.voyager.co.jp/
◆アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント
このポイントを押さえれば誰でも読書バリアフリーの実現に貢献できます。

\ペーパーバック版が発売されました/

本日6月11日、インターネット/ウェブ技術の祭典、Interop Tokyo 2025に来ています!

会場にあるデジタルサイネージ
トレンドであるAIに目を奪われがちですが、ウェブの重要な力は情報を多くの人に届けること。ボイジャーは電子本が持つアクセシビリティ=障害の有無に関わらず読めることの推進に力を入れています。
●W3C(World Wide Web Consortium)の展示

W3C(World Wide Web Consortium)ブースの様子
ボイジャーも会員として活動するW3C(World Wide Web Consortium)がブースを構えています。

ブース前にてW3C/Keio代表村井純先生(中央)と吉澤直美事務局長(右)の記念写真をパシャリ
W3Cはウェブ技術の標準化団体。電子書籍規格のEPUBもここで策定されています。

W3C会員はブースにチラシを置かせてもらえます。今回弊社イチオシは「アクセシブルブック はじめのいっぽ 見る本、聞く本、触る本」!

◆『アクセシブルブック はじめのいっぽ 見る本、聞く本、触る本』
◆ ◇ ◆
W3Cの標準化技術は、出版・放送・Webなどの垣根を越えて情報を伝えることにも役立ちます。

メディアコンテンツのメタデータ活用についての展示

展示発表するNHK放送技術研究所の遠藤大礎さん
「ウェブ技術」や「アクセシビリティ」、「メタデータ」と聞くと仰々しく感じますか?
ボイジャーでは、本を作るときに意識したい基本ポイントを8つにまとめてガイドブックとして公開しています。Webでもダウンロードでも印刷でも、ぜひご一読ください。

以上、幕張メッセから現地レポートをお届けしました!
◆アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント
構えなくても大丈夫、できるところから始めるのが何より重要です。読書バリアフリーに対応できるポイントをまとめました。

\ペーパーバック版が発売されました/
◆Interop Tokyo 2025開催情報 公式サイト:https://www.interop.jp/ 開催期間:2025/6/11(水)〜13(金) 展示・講演:10:00〜18:00 ※最終日のみ17:00 会場:幕張メッセ(国際展示場 展示ホール4~8 / 国際会議場)

5月24日、ボイジャーより「アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント ペーパーバック版」が発売されました。30年デジタル出版に携わって得た知識と経験を活かし、ガイドブックをまとめています。
Amazonの販売サイトからご購入いただけます。Web版/PDF版は無料で活用いただけますので、状況に応じて自由にお使いください!(本ページの最後にWeb版/PDF版へのリンクを掲載しています)
\Amazon販売サイトへ/
◆詳細 フルカラー、A4サイズ、32ページ 価格:880円(税込) 発売日:2025/5/24 出版社:株式会社ボイジャー
◆ペーパーバック版商品情報◆
ここから、ペーパーバック版の使い心地を簡単にご紹介いたします!
本書は注文後すぐに、わたしたちの元へ届きました。デジタル版も便利ですが、やはり紙で読むと集中しやすく、付箋を貼ったりメモを書き込んだりできるのが良いですね。手元に置いて作業しながら、こまめに参照できるのは大きなメリットです。
A4サイズということで、図表やレイアウトがぱっと見やすく設計されています。32ページというコンパクトさながら、EPUB制作における重要なポイントが8つに整理されており、実務に直結する内容が凝縮されています。
ちょこっと中身をご紹介!
ぜひお手元に届いた一冊から、何万冊と広がるアクセシブルなEPUB制作を進めませんか。
◆アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント
ちょっとの工夫で、もっとひらける読書の世界。やさしさでつくるデジタル出版を。


2025年5月18日、ボイジャー代表の鎌田純子が出版UD研究会/第67回に招かれて、「アクセシブルブックの実態と課題」というテーマで講演を行いました。当日は視覚障害者の当事者の方も含めて約20人の方が参加、活発に意見交換が行われました。
さて、電子書籍が視覚障害者の方の読書を手助けできることに社会の注目が集まっていることをご存知でしょうか。
きっかけは2023年、市川沙央さんが難病の障害者主人公の日常を描いた『ハンチバック』で、第169回芥川賞を受賞したことでした。それまでも出版業界や福祉サービスの現場では意識されていましたが、市川沙央さんが「読書バリアフリー法に対応した出版が進んでいない」と怒りを込めて発言したことで、にわかに電子書籍の隠れた可能性に注目が集まり始めました。
読書バリアフリー法の施行は令和元年、2019年です。ボイジャーは、それよりも20年も前に自社開発の読書アプリケーション「T-Time(ティータイム)」に視覚障害者の読書支援機能を実装していました。電子書籍の文字サイズを大きくする機能、本文テキストを音声データに変換する機能です。なぜ実装したのでしょう。

ボイジャーの沿革について解説する鎌田
そのころ、電子書籍を支えてくれていたパソコンユーザーの方たちの興味がインターネットに移り始めていました。同時に、PCやOSの進化によりマルチメディアCD-ROMの再生環境が日々、減少し続けていました。ビジネスとして電子出版は生き残れるのか、という非常に切羽詰まった時期でした。
そのとき、視覚障害者の方がこういってくださったのです。
紙の本は、目が見えない者にとってはツルツルした紙の束でしかない。
デジタルであれば、音声にすることもできる。
デジタルこそが、自分たちにとっては、本だ。
そんな視点があるのかと一条の光にすがる気持ちで開発をしました。
技術が進化し、音声合成技術は見違える(聞き違える?)ように高品質になりました。リフロー型の電子書籍を作れば、書籍の中にあるテキストデータと音声合成技術で、電子書籍を簡単に「聞く本」にできるということなのです。
ボイジャーが提供しているデジタル出版ツール「Romancer(ロマンサー)」を利用すれば、どなたでも「聞く本」を作ることができます。
2015年、前代表であるボイジャー創業者の萩野正昭が出版UD研究会/第50回で講演しています。その記録をどうぞ、ご覧ください。
◆萩野正昭著『デジタル出版——苦難と希望——』
2015年12月13日、明治大学で開催された出版UD研究会第50回での話をもとに残した電子本
\全編公開中/
◆アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント
このポイントを押さえれば誰でも読書バリアフリーの実現に貢献できます。

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