いろいろ情報

アメリカで活躍! デジタル時代の作家から2つのプレゼント

 

 2023年9月、ボイジャーのオフィスに米国ニューヨーク市在住の作家アシュトン・アップルホワイトさんをお招きしました。アシュトンさんは作家であり、社会正義のための活動家でもあります。アシュトンさんの活動はNHKニュース番組でも取り上げられました。長いこと米ボイジャーで一緒に働いてきた私たちチームの一人です。

 

 アシュトンさんは『エイジズムを乗り越える 自分と人を年齢で差別しないために』のベースとなったブログ書いている間、こう考えたそうです「私は現代の作家になれる。ツイートして、ブログを書いて、講演をする。別の本を書く必要はない! でも、本は重要だ。文化を変えることができる」。

 

 アシュトンさんの執筆生活はどのようなものか、著者から見たアメリカの出版事情、高齢者の生きがい、など、どうぞご覧ください。

 

インタビュー:デジタル時代の一人の作家——アシュトン・アップルホワイトさんに聞く

 聞き手:鎌田純子(ボイジャー)

 

デジタル時代の一人の作家——アシュトン・アップルホワイトさんに聞く

 

 

 アシュトンさんからボイジャーをサポートしてくださっているみなさんへ、本のプレゼントがあります。締め切りは11月15日(水)です。ご応募お待ちしています。

 

『エイジズムを乗り越える 自分と人を年齢で差別しないために』を
抽選で5名さまにプレゼント

 

※お申し込み締め切り 2023年11月15日

申し込み受付は終了しました。

 

エイジズムを乗り越える 自分と人を年齢で差別しないために

 

 

岩波書店『世界』の音訳を徹底討論 ABSCレポート(第3号)

岩波書店『世界』の音訳を徹底討論

 

アクセシブル・ブックス・サポートセンター(ABSC)が発行する「ABSCレポート(第3号)」の電子配信が始まりました。どなたでも無料でお申し込みできます。本号では、音で読む、すなわち「音訳」のほか、国立民俗学博物館(民博)の展示物を触れる試みも紹介しています。「ABSCレポート」は印刷版、テキストリフロー版のほか、順次、マルチメディアDAISY版、点字データ版が用意されていきます。ぜひご覧ください。

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一滴が岩を貫く

 
たかが20,000か、そう思う人も多いことでしょう。でも、ものを書く20,000人です。ものを言い、それを記し、残していく人たちなのです。私たちボイジャーは1992年に電子出版の会社としてスタートしました。へぇー、コンピュータで本を読む時代なのか! そんな新しモノ好きの人たちがドンとやってきました。いい気になって、こりゃデジタルの出版は先が明るいぞと思ったりしたものです。とんでもありませんでした。新しモノ好きの人たちは「新しモノ」が好きなのであって、そこに書かれる内容は二の次のことでした。そして「新しモノ」はすぐに古びていきました。技術に乗っかって生まれた「モノ」が古くなるということは、動かなくなる、消え去るということでもあります。内容が二の次でよかったですよ。本気だったら、消えてしまってどうするのですか!?
 
苦しい旅路はそこから始まりました。一方では「いいね」のポチッとが20,000人から200,000人、2,000,000人へと膨らんでいく世界が謳歌していったのです。これが私たちの望むデジタルの明日なのか。

書くとは何か。それは「ポチッ」とは違う。人の真面目さに多くを依存するものです。お堅いことを言いたいんじゃない。マジメって平たく言えば文字を使うということかもしれません。文字は今はもうみんなキーボードやスマホで入力しているでしょう。しかし、手で書くこともできる。書かれたものは同じです。これがマジメに通じる何かを持つと感じます。脱技術にも通じている伝統文化だと。長い年月を経たコミュニケーションの手段を使って中味を書いていくのです。ガワにしか興味がなければ中味は重きを失います。変化するガワには、いつも同じものが入っていきます。一方で中味はいろいろです。変化のない不変の入れ物に多種多様な内容が入って今日まで来たのです。
紙の本を見てごらんなさい。入れ物としての本の構造には何の変化もありません。印刷がはじまったあの時代から。本の製造技術は発展進化しましたが、本の構造は変わりません。その変わらない構造が残ることにつながったのです、多種多様な中味を残す私たちのメディアとして。
 
本を土台にビジネスは発展しました。印刷技術の発展、流通システムの発展がこれを支えました。ベストセラーが出版社の経営基盤を固め「売れるものを〝本〟というんだ」なんて言葉も生まれました。売上の分析は1対マスに拍車をかけ、売れそうもない作品は事前に察知され、排除されていきました。出版の原則である多様性は勢いがなくなったのです。
 
変化の激しい中にあって、残すを課題とする、その具体的な実例となったのが出版ではなかったでしょうか。その「残る」が最も不得意だったのがデジタルでした。デジタルで出版するツールを必死に開発しました。
 
書くことから最も遠く離れた市井にひっそり生きるマジメな人たちへ届けと願いました。そのためには、余計なことはしない、複雑なことは避ける、真っ先に逃げたりしない、消え去ってもいけない。一見、面白そうにも見えない文字にこだわる、質素で見栄えのしない、道具に徹する——この呼びかけに、20,000人の作家が集まったのです。
ご自分の想うこと、知ること、見てきたこと……そうした現実・事実の記録は、この時代を生きる誰もが経験として蓄積しているものです。自然に吐露しましょう。ヘソを曲げても、楯突いても、自分の道を行きましょう。まったく売れない、たった一冊の本を堂々と残していきましょう。
 
ありがとう20,000人! あなたへ、心からの拍手と御礼を送ります。
 
ボイジャー取締役 萩野正昭

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詳細はお問い合わせください

ロマンサー作家が20,000人を超えました!

おかげさまで、Romancerの登録者数が2万人を突破、つくられた作品数の合計は、17万作品を超えました。

その17万作品のうち、2021年から導入している『NRエディター』でつくられた作品の数も、7千作品に上ります。

 

ご利用いただいてきた皆様のおかげでRomancerは現在まで前進することが出来ました。10年目を迎えた現在も皆様からいただいたフィードバックをもとに改善を重ねています。

 

安心してご利用いただくため、変換されるEPUBの品質には特に力を入れています。

 

EPUBロゴ

 

ボイジャーはEPUBを策定している団体であるWorld Wide Web Consortium(W3C)にも参加し、常にEPUBの最新動向を注視し、アップデートを継続しています。一貫して続けてきた技術的なバックアップもご利用いただく皆様がいるから実現できていることです。

 

改めましてご利用いただいている皆様へ厚く御礼申し上げます。

皆様と一緒に成長していくRomancerを今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 

旅行エッセイが出版されました! まぁ、読んでください

ボイジャーの萩野正昭です。小学校から中学校、ずっと一緒に共に暮らしたかつての友から、デジタル出版をしてみたい——そんな連絡を受けました。わかった! とは言ったものの、日常の雑務に追いまくられて、遅れに遅れ(例によって)、しかし、とうとう完成できました。まったくの事前知識も経験もなく、メールのやり取り(遠方にて)で完成したものです。
 
著者の田中なつ夫さんは、小学生の時に父親が早生しました。幼い兄弟4人を母親一人が支えて成長を見守る家庭でした。そのすべてを、横から眺めていたのが私です。私たちは友となり、助け合って生きていきました。一緒に全国一斉学力テストに反対してボイコットし、先生から吊し上げを受けた思い出もあります。その彼と、この年齢になり一冊の電子本を一緒に作りました。ありがとう、デジタル!
 
以下は、著者・田中なつ夫が書いた、案内状です。どうかご一読ください。
 

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夏季休業期間についてのお知らせ

いつもRomancerをご利用いただき誠にありがとうございます。
弊社の夏季休業期間の営業日についてお知らせします。

 

【 休業日 】2023年8月11日(金)~ 2023年8月20日(日)
【営業開始日】2023年8月21日(月)

 

休業中のお問合せは、8月21日(月)より順次対応させていただきます。
Romancerのサービスは休業期間中もご利用になれますので、引き続きご活用ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

 

Romancer活用の授業動画がコンクール優秀賞!

電子書籍で本を紹介しよう〜教育DX実践動画

電子出版が、学校の授業でも使われていることをご存知ですか?

川崎市立西生田中学校では、国語の授業で中学生がおすすめ本を紹介する課題に電子書籍が用いられています。

 

その実践内容を動画で解説した『電子書籍で本を紹介しよう』が、この度教育DX実践動画コンクールで優秀賞を受賞されました!

 

 

教育DX実践動画コンクールは、ICTの活用実践を動画で広める活動として今回第三回を迎えています。

公式サイトよりその開催理念を引用します。

 一人一台端末環境 いよいよスタート!

ICTの活用実践を題材とした動画コンクールを開催いたします
2021年4月から全国の小中学校で一人一台端末環境がスタートしています。
しかし「どんな場面でICTを活用していけばよいの?」と悩まれる先生方のお声も耳にします。
本コンクールでは教育現場で役立つICTの活用実践を動画で集め発信することにより、一人でも多くの先生のICT活用に対しての不安やお悩みを解消したいと考えています。
ICT活用をいち早く進められている先生、これから活用していこうと意欲のある先生、ぜひご参加ください!

 

西生田中学校の生徒による電子本は、授業参観で保護者の方にも共有され感想が集まったそうです。動画で紹介されている各クラスの電子書籍は以下の通り、Romancerで読むことができます。

 

本の魅力を伝えよう 〜私たちのおすすめ本〜 川崎市立西生田中学校 2年1組

 

 

本の魅力を伝えよう 〜私たちのおすすめ本〜 川崎市立西生田中学校 2年2組

 

 

本の魅力を伝えよう 〜私たちのおすすめ本〜 川崎市立西生田中学校 2年3組

 

 

本の魅力を伝えよう 〜私たちのおすすめ本〜 川崎市立西生田中学校 2年4組

 

 

本の魅力を伝えよう 〜私たちのおすすめ本〜 川崎市立西生田中学校 2年5組

 

 

 

7月のボイジャー新刊『国語の授業、最前線! 〜デジタル出版ツール活用事例に見るICT』では、この川崎市立西生田中学校での取り組みの他、多くの実践例をご紹介しています。
デジタル技術やICTの活用を検討中の先生にぴったりの一冊です!

 

国語の授業、最前線! 〜デジタル出版ツール活用事例に見るICT

 

デジタル出版セミナーを滋賀県長浜市に出前!

来る8月19日〜20日、滋賀県長浜市「さざなみタウン」にて行われるデジタル出版セミナー(無料)の2日目の講師をボイジャーのロマンサーチームから木村智也と蒲生淳が担当することになりました。数年ぶりのリアルセミナーです。本作りにご興味のある方、長浜市近隣の方、ご参加お待ちしています。
 

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ダグラス・ラシュコフ来日講演申し込み開始!

『デジタル生存競争』の著者、ダグラス・ラシュコフの来日と講演開催が決定しました。著者本人の生の声を、どうかこの機会にご自分の目で、目撃していただきたいと思います。どうぞご参加ください。
詳細・お申し込みは以下からどうぞ。
 

 
作品の詳細は表紙をクリック!

デジタル生存競争

表紙はどうしてできたのか

佐藤秀峰は『デジタル生存競争』の表紙をこう描いた

 

 本を通読してガァーンとなった。こりゃ、いゃー、難しい。読んでくれる人はいるのかナ? 何を言っとるンだオマエさん、キミがくじけてどうするんだ。あゝだこうだ。迷いに迷った。ある覚悟で突入するイメージを〝本〟の表紙にしようじゃないかと心に決めた。〝決死〟か……頭に浮かんだ佐藤秀峰のコミック『特攻の島』。電子本を全部もっていた。ページを振り返り、すぐにいいコマを選び出し、こんな感じだろうと勝手に。どうだ、いいじゃないか!

 

ラフCover案

 

 とはいえ、少し考え直した。ここに描かれているのは、たとえ架空だとはいえ、我々が体験した事実に基づいている。死と向かい合う現実を〝本〟の表紙に利用してインパクトを与えようという魂胆こんたんをどう思うか。そっぽをむくなょ、オマエ。迫力を出せばいいという自己都合で語り終われるコトじゃない。いや、いや、待ってくれ。聞いてくれょ、オレは決死そのものなんだ。

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ロマンサーを国語の授業に活用!

教育現場へのICT(情報通信技術)導入が進んでいます。プロジェクターやデジタル教科書の採用、生徒や学生一人1台の情報端末利用などにより、紙中心だった従来の学校教育が大きく変わろうとしています。

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もっと面白い未来へ デジタル出版ツール「Romancer」10年目を迎えます

株式会社ボイジャー(東京都渋谷区、代表取締役社長:鎌田純子、以下ボイジャー)が運営するデジタル出版ツール「Romancer(ロマンサー)」は、7月1日でサービス開始から10年目を迎えます。Romancerは個人のデジタル出版を支援するツールとして2014年7月1日に公開されました。Web上で電子書籍を誰でも簡単に作成、公開することができます。
 

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佐藤 剛さんを偲んで 〝それは「ない」からはじまった〟

6月20日、佐藤 剛は71歳の生涯を閉じた。彼と共に一緒に仕事をした思い出をここに記し、心からの哀悼の意を伝えたいと思う。  

2018年6月21日撮影。ボイジャーオフィス・アンドアにて。
1998年のことだった。販売店を飛ばして読者と直接向かい合おう。そう考えてウェブ上に直販サイトをつくった。大枚のお金をつぎ込み将来的には、商品の購入だけではなく、バージョンアップ、新作などの関連宣伝情報、イベント、コミュニティ情報交換サービス等をカバーすることを想定した。それだけではなく、新しい作品、新しい作家と直結した出版システムが稼働することを考えていた。ところが蓋を開けてみると、まるで注文が来なかった。

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貧しくてもフェアでありたい、人を支える一人でありたい

デジタル生存競争

6月30日、ボイジャーから一冊の本が出版されます。ダグラス・ラシュコフ著『デジタル生存競争――誰が生き残るのか』です。この本の翻訳・編集にボイジャーは必死に取り組みました。そこに、この30年間の総決算が書かれてあったからです。

デジタル生存競争試し読みリンク

表紙をクリック!
試読版をごらんください
表紙イラスト:
コミック作家・佐藤秀峰

 

ボイジャーは1992年デジタル出版を追求する会社としてスタートしました。まる30年が経過し、デジタルは私たちの生活になくてはならないものになりました。それどころか、デジタルでの対応が君臨するかの如く社会を闊歩しています。

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NRエディター「横書き版」がスタートしました!

2021年6月1日にNRエディターを公開してから多くの方にご利用いただいています。現在までに制作された数は6451作品にも上りました。作品を作っていただいたすべての方に感謝申し上げます。
 
ご要望の多かった「横書き版」のNRエディターを新たに開発しました。UIや操作感はそのままに、横書きの文書でよく使われるスタイルが新たに追加されています。
 

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こんな読み方で、片岡義男を楽しんで

Romancerを使って、制作・公開されている片岡義男.com。Romancerのユーザーの皆さんにも、片岡義男.comの作品を楽しむ読み方を紹介したい。

片岡義男.comに公開されている作品は、2,200以上にもなっている。そのすべてが、よく知られた長編や短編というわけではない。かつて、どこぞの雑誌の片隅に書き残された、ちょっとした文章もあるのだ。それを目にし、読む人なぞ、もはやいないと言われても仕方ない。でも、こつこつとやっている。それが片岡義男.comなのだ。

片岡義男.comのTOPページに並んでいる、こんな作品を一つ読んでみる。『この演奏がいまも聴こえる 戦いの歌はこうして解放されていく』。この作品は今週、新たに片岡義男.comで公開された作品で、今はなきフリーペーパーで連載されていた作品だ。「ハワイ語による原題を片仮名で書くと、『タフワフワイ』。日本でかつて広く知られた題名は『ハワイの戦争の歌』」。

*クリックして作品を読む

聞き馴染みがない曲だったので〝ハワイの戦争の歌〟をセレクトしてGoogle検索してみる。いろいろ出てくる。これを押して、ギターの物悲しきつまびきを聴く。あーなんか聴いたことあるなぁ、と。

Google検索の横には、ChatGPTがハワイの戦争の歌について助太刀するように解釈を表示する。

  1. "Aloha Oe"(アロハ・オエ) - クイーン・リリウオカラニ(Queen Liliuokalani)の作曲
  2. "Pearl Harbor Blues"(パールハーバーブルース) - ジョニー・ウェイト(Johnny Wright)の曲
  3. "Hawaii 78" (ハワイ78) - イズ(Israel Kamakawiwo'ole)が歌った曲

Romancerで作られた本文の最後に『バーニング・ビート』というジャズのLPに触れるところがある。このLPのB面の最後に、『タフワフワイ』が収録されている、とある。そしてジャケットの写真がついている。その写真から「BURNIN’ BEAT」という言葉をApple Musicに入れてみたら、なんとばっちり、その曲が聴ける。

もう誰も振り向くこともない欠片(かけら)のように記された音楽の名前が、今こうして私たちの耳に届いてくる。欠片なんかじゃない。読んでごらんよ、聴いてごらんよ、言葉と音はかくも強かに、私たちの心に響いていくものなんだ。がんばれ、片岡義男.com!

最新号はスティーヴ・ハイエット特集!【ShINC.MAGAZINE-D/デジタル〝写真雑誌〟】

Romancerで作られている〝雑誌〟をご紹介します!

“ShINC.MAGAZINE-D”は写真家五味彬が編集発行する電子書籍の写真雑誌です。

メンバー登録すると最新号とバックナンバーが無料でご覧になれます。

 

 

 

 

最新の第15号は「スティーヴ・ハイエット」特集。

 

ShINC.MAGAZINE-D/15 Steve Hiett

三刀流 アーティスト / スティーヴ・ハイエット

 

 スティーブ・ハイエット(1940-2019)は1940年イギリスのオックスフォードに生まれます。1959年にBrighton Art Schoolに入学しグラフィックデザインを勉強します。そこで彼はローリングストーンズのドラマー、Charie Watts (チャーリー ・ワッツ)と友達になります。卒業後、チャーリー・ワッツは広告会社でグラフィック・デザイナーとして働き始めますがスティーブ・ハイエットはバンドを結成してミュージシャンの道を選択します。

 しかし、彼はコンサートで演奏中に自分のギターで感電し、ステージから転落して大怪我を負います。

その恐怖からバンドをやめ美大での写真の授業を思い出し友達のミュージシャンの写真を撮り始めます。

また、美大で学んだグラフィック・デザインを生かしてグラフィック・デザイナーの仕事も始めます。

 本書はミュージシャン、ファッションフォトグラファー、グラフィック・デザイナーとしてのスティーヴ・ハイエットの60年の活動を紹介しています。

朝日新聞〝定年クライシス〟連載情報

朝日新聞「くらし」欄に〝定年クライシス〟が連載されています。明日24日(水)、朝刊にRomancer作家でもある原沢修一さんが登場します。どうぞお見逃しなく!

 

……『テイネン』『ていねん』イヤな言葉ですねぇ。定年したら世の中はもう終わりだと思っているけど、『定年したって、人はおまんまも食いまさぁ…… 酒も飲みまさぁ……』

これは映画で、今は亡き名優の東野英治郎が吐いたセリフです。

他人事のように笑って見ていたあの日から、あっという間に「終わり」の頃合いに多くの人が差し掛かっています。どう向き合っていけばいいのでしょう。懸命に働きつづけたその後に、温かく見守る社会保障さえ、その老人の多さに〝へこたれている〟のが現状です。「後期高齢者」だなんて、早く終わってくださいよ! と言われているように聞こえます。

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ダグラス・ラシュコフ新作 6月30日 電子/書籍同時発売

著者ダグラス・ラシュコフより、日本の読者へメッセージが届いています。興奮してグイグイと前に出て、机もマイクも揺れ動く、その熱い息をお感じください。まずは速報(要約版)です。14分ある全編は追って公開いたします。
 

*画像をクリックすると再生します
 
何のための、誰のための、デジタルなのか? ダグラス・ラシュコフは食い下がります。
 
Wiredの取材記事も公開されています。〝デジタル革命を放棄する〟とダグラス・ラシュコフは語っています。こちらもご覧ください。 https://www.wired.com/story/doug-rushkoff-survival-of-the-richest/  
日本語版本編は、すべてはRomancerで組まれています。翻訳は堺屋七左衛門さん(『チームヒューマン』『ネット社会を生きる10カ条』)、表紙イラストは『ブラックジャックによろしく』『海猿』の佐藤秀峰さんです。どうぞ今すぐ、ご予約もできます。詳細は以下より。
 
 
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