いろいろ情報

何が良いか? そんなの誰もわからない

風が吹けば桶屋が儲かる――そうよく言います。影響はめぐり巡ってとんでもないところに及ぶという例えでしょう。あゝしたらこうなる、こうしたらあゝなる、世の中そうはいかない因果の不思議です。あるお医者が言いました。あの病院はとてもいいと。医療技術や設備を指したわけじゃないのです。駅に近いこと、駅に階段が少ないことを誉めたのです。確かに、健康な人は常々駅の階段などには目もやりません。考えてみると階段の数の多さは増える一方でしょう。

 

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駅にこれしか階段がない……確かにイイね。 東急池上線池上駅

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おいでよ小川村 ふるさとに想いをはせて

Romancer発の作品からなんと新聞記事での取り上げがありました! タイトルは「お焼きとおぶっことからかさ石」の里(神谷 真 著)」

信濃毎日新聞の「ふるさと 長野の本」というコーナーに掲載されました。

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祖父江慎が見ごろです

日本を代表するグラフィックデザイナー、祖父江慎(そぶえ しん)の展覧会が、2016年1月23日〜3月23日まで、日比谷図書文化館で行われています。

 

ホームページによると、展示解説書が2月8日(月)から配布を開始とのこと。紙の本だからこその鬼才ぶりを発揮してきた祖父江慎氏の展示解説書です。品切れにならない内にぜひ、会場へいらしてください。

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作品の存在を示すささやかな灯(ともしび)

「夜に口笛を吹くと蛇が来る」
そう教えてくれた祖父の葬式の夜、口笛を吹いた「彼」の元に宅急便で届けられたのは一匹の「蛇」だった。
奇妙な環境に置かれた「彼」は妻の喪失を、そして「息子」の存在を受容できるのだろうか――

 

Romancerで「口笛の届く距離」という作品が公開中です。今回、この「口笛の届く距離」の著者である横田 青(しょう)さんにインタビューをさせていただきました。Romancerでどんな人が、どんなキッカケで電子出版を初めたのか色々とお話を伺わせていただきました。

 

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著書「口笛の届く距離」と横田 青さん

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ショートショートでドキッとしてみない?

Romancerでショートショート(短編小説)を公開している戸田鳥さんにインタビューをさせていただきました。

現在5作品を公開中。Romancerチームのイチオシは「ジャパニーズ・ライフ」です。短編なのでテンポよく読め、少し不思議な世界で巻き起こる仕掛けにみなさんもドキッとしてみてください。

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本をクリックすると戸田鳥さんの作品一覧ページへ飛びます

 

インタビューはここからスタートです!

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電子教科書なんて言う前に

やった!見せかけ甘い汁に群がる輩がいる。やれることから楚々とはじめる賢明さが大事じゃないかい。この季節、芸術・デザイン、メディアを学んでいる学生さんの「卒業制作展」(卒展)が各地で開催されています。

 

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実際の卒展で配布されているパンフレット

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誰かに褒めてもらいたい……ウゥ。

子どものとき、チョッくら先生(せんせ)()められて、その後の調子を変えていくなんて話を聞いたことはないですか? 文章を書いて、漫画を描いて、あなたが求めているものは「現金(げんなま)」なんかじゃありません。一言の褒め言葉、共感、労い、声援が値万金の報酬じゃないでしょうか。かく言うのも、いかに世間の反応のなさが厳然とあるということです。

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出版したい人の想いを形にする

東京・池袋サンシャインシティで行われているpage2016(http://www.page.jagat.or.jp/conference)のカンファレンスで、ボイジャーは講演しました。

 

誰のための出版か」私たちは従来の出版の枠組みでは支えきれない新しい出版を考えています。今の出版では叶えられない本への想いを形にすることです。

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売れない……だが挫けない!

毎日通る道すがら、こんな看板が目に入った。ナニナニ、なんと書いてある?

トムヤムクン・ピザだと! まるで想像できない。どうりで一丁もオーダー無し!とナ。さもありなん。だけど、よく考えていただきたい。この看板を目にして、あすは誰か一人の注文がきっとあるだろう、と。

 

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都営地下鉄浅草線 馬込駅近く “ 居肴屋 芥子の房” 

 

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印刷のプロも気にするロマンサー

皆さんに使っていただいているロマンサーを2016年2月4日、サンシャインシティ(東京・池袋)で、行われる展示会「page 2016」のカンファレンスで、印刷のプロの方たちに紹介することになりました。出版では紙版と電子版、同時制作の比率が上がっていますので、お声をかけていただいたのでしょう。

 

2月4日(木) 13:00〜15:00(参加費:16,200円)
【G3】次世代DTPと出版支援サービス
ボイジャー・小池利明(ロマンサーエヴァンジェリスト)

 

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電子出版 試みて値する希望

いったい電子出版って本当に必要なのか? 紙で十分じゃないか? いつもこのことに心が揺らぐ。そんな時、『青空文庫』の主宰者であり、呼びかけ人の富田倫生さんの言葉を思い出す。1分ちょっとの動画を見て欲しい。

 

東京国際ブックフェア(2004年) 
ボイジャーブースより

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小粒でも、ピリリとかますデジタル出版

Romancerの作品事例で公開中の作品が500を超えました! 2014年の7月よりサービスを開始し、実にバラエティ豊かな作品が集まってきました。短編からコミック、この読み応えを無料公開してもいいの!? という長編小説まで様々です。下の「作品事例」をクリックすると、おすすめ作品・新着作品をご覧になれますのでぜひお立ち寄りください。

 

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写真をポン!迷わない、表紙のつくり方

表紙をつくるのは実に難しいもの…ネットで調べると「Wordで作る」「InDesignで作る」など目に入ります。満を持してそのサイトを見ても、用語でつまづき、説明の長さで心がくじけたり……デジタル出版初心者には表紙の作成がなかなか大変です。今回は手持ちの写真やイラスト画像を用意するだけで、簡単に表紙をつくる方法をご紹介いたします!

 

まずは試しに作った表紙からお見せします。このレベルなら誰でも作れます!
 
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◎定番の青空文庫から

45万ドル稼いだデジタル作家

45万ドルとは日本円にして約5,400万円。これを一人の作家が一年間で売り上げたのです。作家の名前はマーク・ドーソン。サスペンス作家としてAmazonの自費出版サービス、KDPで成功を収めました。

※サムネイル画像がマーク・ドーソン氏。Amazonの著者ページより掲載

 

Amazon Kindleストアで彼の名前を検索すると、まずこの表紙が目に入ります。

 

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画像は商品紹介ページより(http://www.amazon.com/dp/B00HU4KESM

 

The John Milton Seriesという作品のセット売りです。ただの表紙と思うなかれ。電子本なのにわざと紙の本のように表紙を立体にし、直感的に3冊の本が一緒になっているということを連想させています。

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ポケットに片岡義男

《片岡義男エッセイ365》をご存知でしょうか? 10月19日からWEBサイト「片岡義男.com」で、膨大なエッセイから選りすぐりを、毎日一編無料で公開する企画です。Twitterでは @kataoka_comにて情報を発信中です。

 

今回はiPhoneのホーム画面から、このエッセイをパッと開く設定をご紹介します。設定後はアプリのアイコンのように表示されるので、使い勝手が良くなりますよ!

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シーボルト事件と自費出版

200年ほど前に起きたシーボルト事件をご存知でしょうか。当時の日本では国の地図を国外に持ち出すは禁止されていました。しかし事件の当事者、医師シーボルトは伊能忠敬の地図の写しをこっそり持ち出そうとし、江戸幕府から国外追放、再入国禁止の処分を受けたのでした。Googleマップを手にしている現代では考えられませんが、北海道の正確な形も知られていなかった時代、地図は国家機密だったのでしょう。

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「本の音声読上げ」を考える

「障害者差別解消法」(「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」)ってなんでしょう……ご存知でしょうか。
4月に施行される法律です。出版人として受けとめねばならないこと、それはアクセシビリティの向上です。公共の図書館などでは視覚障碍者の求めに応じて読上げ図書の提供が義務付けられます。公共図書館以外でも努力義務があります。

 

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PC・タブレット・スマートフォンから音声読上げ

 

私たちデジタル出版人として行うべきことは、EPUBで出版物をつくることです。
EPUBはアクセシビリティに配慮したフォーマットです。ところが、それだけでアクセシビリティに配慮した電子本になるかといえば、そうではありません。

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誰が呼んだか「いおりてん」

日本語の文章で、和歌や俳句のはじまりに置かれる記号「〽︎」には「庵点(いおりてん)」という名前があります。いったい誰がつけたのか、これはわかりませんが、「いおりてん」と入力し変換すると、候補の一つにこの記号が出てきます。

 

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iOSで変換するとこのとおり

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年頭一言 作品の前に手帳あり

片岡義男.comに毎日、彼のエッセイが載っています。年頭に何が載るのか興味津々で見ていましたら、なんと元旦はモールスキンの手帳の話でした。なんだ文房具の自慢話かよと思っていたら、あにはからんや、これから作品に挑む私たちにとって大事な情景が浮かぶ言葉の連なりでした。

 

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モールスキンのページを開いた様子

 

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2016年もデジタル出版!

明けましておめでとうございます。

新しい年を迎えました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

本年もRomancerチーム一同、みなさまとデジタル出版に邁進する所存でございます。昨年と変わらずご愛用いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

新しい年がみなさまにとって良き年に、そして、果敢にデジタル出版へチャレンジする年であるようにお祈り申し上げます。

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