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東電OL殺人事件が歌舞伎に!? 小田切しん平が魅せる戯曲の力

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東日本大震災や東電女子社員殺人事件といった現代日本の重大事件を歌舞伎の題材とする。そんなことが可能なのか? 『小田切しん平 劇作集』では、それを実行しています。そして、その手法には前例があります。江戸時代元禄期に起きた赤穂事件を題材として、室町初期の物語として制作された『仮名手本忠臣蔵』です。直接、大名の醜聞を取り上げることを禁じられた時代で、文学の力によってマスメディアと社会批評の役割を果たした作品です。戯曲には、このような力があります。

 

小説、漫画、映画、アニメ……。「物語」を伝える媒体はさまざまです。その中で、「戯曲」という形式は、なじみのない人も多いかもしれません。有名な戯曲としては、やはりシェークスピアが挙げられるでしょう。ギリシア悲劇なども、よく知られています。そうした名作を読むと、台詞とト書きだけで構成された作品に、奥の深い物語の世界が広がっていることがわかります。戯曲もまた小説や映画に劣らない、人の心や時代を伝える表現の形式なのです。

 

 

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みんなの感想

  • 絵で見る筬百科(加藤忠一) イラストがすべてに付けられて極めて理解しやすい本になった。著者の絵に留める力量の大きさが反映されている。実に快挙としか言いようのない電子本の試みだと思う。
  • 『個人的な雑誌 1』『個人的な雑誌 2』とはなにか?(北條一浩) 北條さんの「新しい試みの小説かもしれない」という発言を受けてブログを書いてみました。私もそのように思います。http://kaminori.bookmarks.jp/wp-admin/post.php?post=163&action=edit
  • いかんともしがたく(波野發作) タイトル、読ませますね。
  • 伊集院大介最後の推理《予告編》(栗本薫) 昨夜、販売用の本が完成しまして、それに合わせて立ち読み版も改訂してます。もろもろの事情がわかるように立ち読み範囲も少しですが増えてます。
  • 伊集院大介最後の推理《予告編》(栗本薫) 《予告編》という名の試し読み版です。「試し読み」とか「立ち読み」とか名付けなかったのは、発売よりほぼ一ヶ月前に公開しているからでもありますが、作品ごとに試し読みできる範囲は考えてます(意味ありげ)。単行本未収録、という「落ち穂拾い」にみえながら、絶妙なパッケージングになりました。ひとつには「伊集院大介の失踪」というテーマ。おそらく「伊集院大介の追跡」という作品が単行本化されなかったのか「伊集院大介はなぜ失踪しているのか」という説明が入れにくかったからでは?と推測しているのですが、それも補間しています。「殺怪獣事件」でも薫クンがそのことにふれてますす。「月光荘」でも伊集院大介自身がアメリカに渡っていたことを語ってますし。もうひとつのポイントは主要登場人物のバリエーション。各作品の登場人物はhttps://romancer.voyager.co.jp/store/last-ijuinをご覧いただくとして、主要登場人物が出てます。残念ながら竜崎晶や田宮怜は出てませんけど、芳沢胡蝶、瀬川粂之助も名前だけですが登場してます。さらに山科正信さんも警視時代、一時退職時代、警視総監時代とバリエーションあり。《予告編》だけでは物足りない、と思う方は既刊作品など読み直しの上、8/20をお待ちください。

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