いろいろ情報

2015年をふりかえって

今年もいよいよあとわずか。

みなさまにはRomancerをご利用いただき、本当にうれしい出会いとなりました。

今年の7月より本格的にサービスを開始し、12月にはサイトのリニューアルをRomancerはおこないました。

 

みなさまとのやり取りから「はじめてのデジタル出版」に果敢にチャレンジしている息吹をひしひしと感じました。

 

こんな事例があります。3カ月ほどメールと電話のやり取りをし、ご自分でAmazon Kindleストアで販売した作家の方がいました。既にWordで原稿データをお持ちとのことで、Romancerの支援サービス(制作委託)を引き受けました。EPUBのこと、表紙のこと、言葉の追加や修正を地道に行いようやく完成。やっと書店に作品が並んだ際には、「無事に出版できた、ありがとう」の感謝の電話をいただきました。

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年末年始休業のお知らせ

いつもRomancerをご利用いただき誠にありがとうございます。

弊社は下記の期間、年末年始休業とさせていただきます。

 

休業期間:2015年12月26日(土)~2016年1月3日(日)
通常営業:2016年1月4日(月)~

 

恐れ入りますがお問い合わせは、2016年1月4日(月)より順次対応させていただきます。Romancerのサービスは休業期間中もご利用になれますので、引き続きご活用ください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

自分で作る 自分で伝える

 先日、Romancerからデジタル出版をした作家からこんな素敵な動画をお知らせいただきました。

 

 

 

作家の友達、知人宛に向けたクリスマスメッセージで、動画の途中に電子本の紹介が入っています。 この方は今回がはじめてのデジタル出版でした。2015年9月からボイジャーのスタッフと電子本制作を開始。 原稿のチェックや制作上のアドバイスといった連絡はメールだけで、約3ヶ月の文通のような繋がりを経て、12月に販売を開始しました。

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プロは「校正」で本を磨く

『舟を編む』(三浦しをん著、光文社刊)という小説をご存じでしょうか。新たな辞書の出版を通して一人の青年が成長する姿が描かれているベストセラー作品です。松田龍平さん、宮﨑あおいさんが出演した映画の原作として知っている方も多いことでしょう。

 

辞書は特殊な出版物です。企画から発売まで10年以上かかり、またその制作工程も「用例採集」「語釈執筆」など、ふだんの出版にはないものが含まれています。映画の公式サイトで辞書の制作工程が紹介されていますので参考になると思います。

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Romancer作品 発売情報(12/16)

Romancerで作成された作品が、BinBストアおよびKindleストアで販売開始いたしました。

小説日本書紀編纂録 [倭の五王編](ヤマトトオル様)

    bookcover_yamato

本をクリックすると試し読みができます。

作品詳細ページはこちらから(BinB store)

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Googleはトーフ嫌い?

Googleが日本語WEBフォント「Google Noto Sans」を配布しています。Notoのホームページによると、Notoとは「ノー・モア・トーフ」の意味だそうです。何のことやら、です。

名前の由来を読んでみてください。

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小さなハムスターから学んだ大きな愛

ひと月は、ハムスターにとって3、4年……およそ2年ばかりの生涯という。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、そこに凝縮してみてとれる。うれしいやら、ちょっと儚いやら。小さな動物と心を通わす体験をしてみるもよし、読んで満足するもよし。興味ある作品がRomancerから生まれました。

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イラストレーション 明るくも 楽しくも 厳しくも

Romancerのリニューアルでは、ヘロシナキャメラのイラストレーションが随所に配されています。ヘロシナキャメラは、私たちの申し出に快く応じてくださり、多大な協力をしてくださいました。みなさんいかがでしょう、これらのイラスト。ユーモラスで、人間味を醸し出す姿、表情は一つひとつ、Romancerにぴったりの仲間たちではないですか。

 

●Romancerトップ 「小さな森の印刷所」(サイト内リンク

●ヘロシナキャメラギャラリー(外部サイト

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「電子本らしく」 これを英語で言えますか?

2015年7月にボイジャーからA4、12ページの冊子『作家のために、読者のために』を発行しました。11月からは英語版、中国語版のPDFもラインナップに加わり、公開中です。

VOYAGER PAMPHLET こちらからどうぞ

 

この中には4本の記事があります。SF作家の藤井太洋さん、テクノロジージャーナリストの大谷和利さんの原稿も入っています。

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村上春樹の電子本 なぜ紙より高いのか

村上春樹著『村上さんのところ』という本が書籍と電子で7月に出版された。アマゾンの内容紹介に「著者国内初の電子書籍化作品!」とあったので目を剥いた。本人も「僕にとっての、最初の電子書籍出版」なんて言っている。おいおい本当かよ、かつて『新潮文庫の100冊』というCD−ROMで、村上春樹の『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』が電子になってた記憶がありますぜ。知らぬのか。まあ、とっくにこのCD−ROMは消えて久しいと言えるのだが……

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書評は他人のためならず

11月20日、下北沢の本屋B&Bで「池澤夏樹レビューコンテスト」授賞式が行われました。会場には受賞者6名の方と池澤夏樹さん、そして池澤ファンが集まりました。授賞式に続いて「池澤夏樹の『書評の書き方』」講座が行われました。

 

池澤さんは新聞の広告、出版社のPR誌などから新刊情報を集め、本を取り寄せて書評をする1冊を選ぶそうです。「これは売ったるでぇ、という本に出会えたときは幸せ」で、理科年表とか辞典など「ヘンなものを書評すると良い気持ち」なんだとか。

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版権片手に海外を目指せ!!

11月19日、マガジン航のセミナーで大原ケイさんが講演をしました。セミナータイトルは「その本の版権、海外でも売りませんか?」。会場のdevcafe(インフォシティ社運営/青山)は満員御礼。出版関係者の版権ビジネスへの関心の高さが伺えました。

 

devcafe

セミナーには約50人が参加。devcafeからは青山の夜景が広がる。

 

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通勤途中に文章校正!Google Playブックスの活用法

今回は「Google Playブックス」を利用した「文章校正」を紹介します。

アカウントの準備は必要ですが、スマートフォンやタブレットでも、作業ができますのでいつでも自分の作品をチェックできます。早速、やり方を見ていきましょう。

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リンゴは何にも言わないけれど……

赤いリンゴに口びるよせて…… こういう唄があった。おそらく多くの人はピンとこないことだろう。風靡した歌謡曲のあまりにも有名な冒頭がこの言葉だった。とはいっても終戦直後のこと、70年前の話である。ピンとこなくて当然だろう。

 

だが、なぜこれを思い出したか? こんなお話しが最近あったのでお伝えしておきたい。

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Romancer作品 販売情報(11/13発売)

Romancerで作成された作品が、BinBストアおよびKindleストアで販売開始いたしました。
「教師のための数学(1)微分積分学 -月を大きなりんごに変えた数学-」(松本修一様)

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本をクリックすると作品詳細にリンクします(BinB store)

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3日で6日分の話が聞けた、驚愕の図書館イベント!

11月10日(火)より3日間にわたって開催された図書館総合展ですが、本日をもって無事終了しました。

本イベントの大きな特徴は、同時に10以上の会議場において開催された、様々なトピックの講演やパネルトーク。
その数なんと89トピック、延べ時間8220分!ひと続きに並べると昼夜無しでほぼ6日間ぶっ通し分のフォーラムが開かれている計算になります。

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「ライブラリ」はずるい言葉?

パシフィコ横浜で、2015年11月10日〜12日の3日間、図書館総合展(http://www.libraryfair.jp)が開催されています。

この展示会はさしずめ図書館のテーマパーク。めったに一般人の目には触れない図書館のリアルな裏側に触れることができます。

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何故かタルコフスキーを想う

何十年ぶりかでタルコフスキーの『アンドレイ・ルブリョフ』を見た。アンドレイ・ルブリョフは実在した15世紀ロシアのイコン画家であるが、動乱の時代を生き、創造の壁にぶつかりながら歴史的な絵画を描き残す。その放浪の過程で鐘造りの若者と出会う話が映画の最終章に出てくる。鐘造り親方であった父親を亡くし、残された若造とも言える息子がはじめて親父の跡を継ぐべく鐘造りに挑戦する。鐘は見事に完成し、鐘つき玉(舌)が揺れ動き、反動を大きくして、最後の最後に大きな音を発する。

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文章校正のテクニック その1

自分の作品を公開する場合、公開して他人に読んでもらって恥ずかしくないように、誤字脱字や言い間違いなどはできるだけ無くしたいものです。そのための作業を「文章校正」と言います。
今回は2回に分けて、Webツールを使った「文章校正」のやり方をご紹介します。

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クレイグ・モドが韓国パジュで話したこと

2015年10月8日韓国 paju bookcity が主催した編集者のためのセミナーにおいて、Craig Modは講演を行った。ちょうど彼の著書である『ぼくらの時代の本』の韓国語版(マウンサンチェク発行)が出版されることもあり、韓国の若き出版人へ直接に語る機会をえたことは好機であったと言えるだろう。

 

Craig Modが語ったことは、詳細に記録としてここに皆様へお届けしたので、お読みいただければいいと思う。一言つけ加えておくことがあるとすれば、最近の彼の言動には一種のよび戻しのようにも感じられる旧メディアに対する思い入れが多いことだ。ここでの場合、本のもつ確かさとか、見えない部分についての入念な配慮を施す姿勢への敬意を限りなく語る。彼が余白を語るのはその象徴ともいえるだろう。

 

Craig_paju

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