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2016年1月8日
「障害者差別解消法」(「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」)ってなんでしょう……ご存知でしょうか。
4月に施行される法律です。出版人として受けとめねばならないこと、それはアクセシビリティの向上です。公共の図書館などでは視覚障碍者の求めに応じて読上げ図書の提供が義務付けられます。公共図書館以外でも努力義務があります。

PC・タブレット・スマートフォンから音声読上げ
私たちデジタル出版人として行うべきことは、EPUBで出版物をつくることです。
EPUBはアクセシビリティに配慮したフォーマットです。ところが、それだけでアクセシビリティに配慮した電子本になるかといえば、そうではありません。
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2016年1月6日
日本語の文章で、和歌や俳句のはじまりに置かれる記号「〽︎」には「庵点(いおりてん)」という名前があります。いったい誰がつけたのか、これはわかりませんが、「いおりてん」と入力し変換すると、候補の一つにこの記号が出てきます。

iOSで変換するとこのとおり
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2016年1月4日
片岡義男.comに毎日、彼のエッセイが載っています。年頭に何が載るのか興味津々で見ていましたら、なんと元旦はモールスキンの手帳の話でした。なんだ文房具の自慢話かよと思っていたら、あにはからんや、これから作品に挑む私たちにとって大事な情景が浮かぶ言葉の連なりでした。

モールスキンのページを開いた様子
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お知らせ
2016年1月1日
明けましておめでとうございます。
新しい年を迎えました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
本年もRomancerチーム一同、みなさまとデジタル出版に邁進する所存でございます。昨年と変わらずご愛用いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
新しい年がみなさまにとって良き年に、そして、果敢にデジタル出版へチャレンジする年であるようにお祈り申し上げます。
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2015年12月29日
今年もいよいよあとわずか。
みなさまにはRomancerをご利用いただき、本当にうれしい出会いとなりました。
今年の7月より本格的にサービスを開始し、12月にはサイトのリニューアルをRomancerはおこないました。
みなさまとのやり取りから「はじめてのデジタル出版」に果敢にチャレンジしている息吹をひしひしと感じました。
こんな事例があります。3カ月ほどメールと電話のやり取りをし、ご自分でAmazon Kindleストアで販売した作家の方がいました。既にWordで原稿データをお持ちとのことで、Romancerの支援サービス(制作委託)を引き受けました。EPUBのこと、表紙のこと、言葉の追加や修正を地道に行いようやく完成。やっと書店に作品が並んだ際には、「無事に出版できた、ありがとう」の感謝の電話をいただきました。
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2015年12月22日
先日、Romancerからデジタル出版をした作家からこんな素敵な動画をお知らせいただきました。
作家の友達、知人宛に向けたクリスマスメッセージで、動画の途中に電子本の紹介が入っています。 この方は今回がはじめてのデジタル出版でした。2015年9月からボイジャーのスタッフと電子本制作を開始。 原稿のチェックや制作上のアドバイスといった連絡はメールだけで、約3ヶ月の文通のような繋がりを経て、12月に販売を開始しました。
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2015年12月18日
『舟を編む』(三浦しをん著、光文社刊)という小説をご存じでしょうか。新たな辞書の出版を通して一人の青年が成長する姿が描かれているベストセラー作品です。松田龍平さん、宮﨑あおいさんが出演した映画の原作として知っている方も多いことでしょう。
辞書は特殊な出版物です。企画から発売まで10年以上かかり、またその制作工程も「用例採集」「語釈執筆」など、ふだんの出版にはないものが含まれています。映画の公式サイトで辞書の制作工程が紹介されていますので参考になると思います。
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2015年12月16日
Romancerで作成された作品が、BinBストアおよびKindleストアで販売開始いたしました。
小説日本書紀編纂録 [倭の五王編](ヤマトトオル様)

本をクリックすると試し読みができます。
作品詳細ページはこちらから(BinB store)
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2015年12月15日
Googleが日本語WEBフォント「Google Noto Sans」を配布しています。Notoのホームページによると、Notoとは「ノー・モア・トーフ」の意味だそうです。何のことやら、です。
名前の由来を読んでみてください。
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2015年12月11日
ひと月は、ハムスターにとって3、4年……およそ2年ばかりの生涯という。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、そこに凝縮してみてとれる。うれしいやら、ちょっと儚いやら。小さな動物と心を通わす体験をしてみるもよし、読んで満足するもよし。興味ある作品がRomancerから生まれました。
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2015年12月8日
Romancerのリニューアルでは、ヘロシナキャメラのイラストレーションが随所に配されています。ヘロシナキャメラは、私たちの申し出に快く応じてくださり、多大な協力をしてくださいました。みなさんいかがでしょう、これらのイラスト。ユーモラスで、人間味を醸し出す姿、表情は一つひとつ、Romancerにぴったりの仲間たちではないですか。
●Romancerトップ 「小さな森の印刷所」(サイト内リンク)
●ヘロシナキャメラギャラリー(外部サイト)
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2015年11月26日
2015年7月にボイジャーからA4、12ページの冊子『作家のために、読者のために』を発行しました。11月からは英語版、中国語版のPDFもラインナップに加わり、公開中です。
●VOYAGER PAMPHLET こちらからどうぞ
この中には4本の記事があります。SF作家の藤井太洋さん、テクノロジージャーナリストの大谷和利さんの原稿も入っています。
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2015年11月25日
村上春樹著『村上さんのところ』という本が書籍と電子で7月に出版された。アマゾンの内容紹介に「著者国内初の電子書籍化作品!」とあったので目を剥いた。本人も「僕にとっての、最初の電子書籍出版」なんて言っている。おいおい本当かよ、かつて『新潮文庫の100冊』というCD−ROMで、村上春樹の『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』が電子になってた記憶がありますぜ。知らぬのか。まあ、とっくにこのCD−ROMは消えて久しいと言えるのだが……
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2015年11月22日
11月20日、下北沢の本屋B&Bで「池澤夏樹レビューコンテスト」授賞式が行われました。会場には受賞者6名の方と池澤夏樹さん、そして池澤ファンが集まりました。授賞式に続いて「池澤夏樹の『書評の書き方』」講座が行われました。
池澤さんは新聞の広告、出版社のPR誌などから新刊情報を集め、本を取り寄せて書評をする1冊を選ぶそうです。「これは売ったるでぇ、という本に出会えたときは幸せ」で、理科年表とか辞典など「ヘンなものを書評すると良い気持ち」なんだとか。
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2015年11月20日
11月19日、マガジン航のセミナーで大原ケイさんが講演をしました。セミナータイトルは「その本の版権、海外でも売りませんか?」。会場のdevcafe(インフォシティ社運営/青山)は満員御礼。出版関係者の版権ビジネスへの関心の高さが伺えました。

セミナーには約50人が参加。devcafeからは青山の夜景が広がる。
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制作情報
2015年11月19日
今回は「Google Playブックス」を利用した「文章校正」を紹介します。
アカウントの準備は必要ですが、スマートフォンやタブレットでも、作業ができますのでいつでも自分の作品をチェックできます。早速、やり方を見ていきましょう。
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2015年11月17日
赤いリンゴに口びるよせて…… こういう唄があった。おそらく多くの人はピンとこないことだろう。風靡した歌謡曲のあまりにも有名な冒頭がこの言葉だった。とはいっても終戦直後のこと、70年前の話である。ピンとこなくて当然だろう。
だが、なぜこれを思い出したか? こんなお話しが最近あったのでお伝えしておきたい。
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お知らせ
2015年11月13日
Romancerで作成された作品が、BinBストアおよびKindleストアで販売開始いたしました。
「教師のための数学(1)微分積分学 -月を大きなりんごに変えた数学-」(松本修一様)

本をクリックすると作品詳細にリンクします(BinB store)
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2015年11月12日
11月10日(火)より3日間にわたって開催された図書館総合展ですが、本日をもって無事終了しました。
本イベントの大きな特徴は、同時に10以上の会議場において開催された、様々なトピックの講演やパネルトーク。
その数なんと89トピック、延べ時間8220分!ひと続きに並べると昼夜無しでほぼ6日間ぶっ通し分のフォーラムが開かれている計算になります。
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2015年11月11日
パシフィコ横浜で、2015年11月10日〜12日の3日間、図書館総合展(http://www.libraryfair.jp)が開催されています。
この展示会はさしずめ図書館のテーマパーク。めったに一般人の目には触れない図書館のリアルな裏側に触れることができます。
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