
「おひとりさま」
今でもよく耳にする言葉です。最近では「“おひとり”で自分の趣味や好きなことを楽しむ」という使われ方もされているようです。一人カラオケ、一人焼き肉、一人結婚式なんてのもあります。
周りの目なんて気にしないで、一人でそれを徹底的にやる。自分の人生を謳歌する。物事の本質を見極める。この考え方こそデジタル出版にも通じると思うのです。
とある作家とRomancer編集部は一件のサポートメールで繋がりました。
これはパブロ・ピカソの言葉です。
作品創作の原点は「誰かの作品を真似る」ことから始まる。
ピカソが言うのなら間違いないでしょう。心に留めるべきは、真似するだけでは二番煎じにすぎないということ。過去の作品からインスピレーションを受け、アイディアを"盗む”。自分のオリジナルを加える事ができるかどうかが凡人と天才の差だと。
5月10日シカゴにて、ブックエキスポ・アメリカ BEA 2016が開催されました。同時に IDPF DigiConが開催され、World Wide Web(WWW)の生みの親ティム・バーナーズ=リー氏が登場。ちょっとした話題になっています。
Tim Berners-Lee in 2012
出典:http://www.flickr.com/photos/rorycellan/8314288381/
ボイジャーは昨日から現地入りしました。速報をお送りします。彼のスピーチは後日、お知らせしますので、ぜひ楽しみにしてください。
先行して、ティム・バーナーズ=リーを紹介するIDPF事務局長 ビル・マッコイ氏のスピーチ部分だけお届けします。
メディアには優劣があります。これはどうしようもない現実です。コンテンツはおおよそ大きいメディアから小さいメディアへ流れていき、その売り上げは見事な相似形に下へ下へと小さくなります。逆三角形――底辺が極貧なわけです。デジタル出版はそのどん底に長い間位置し、貧乏の限りをつくしました。むかしばなしついでに、デジタル出版の前に、やはり底辺メディアであったレーザーディスクのお話をさせてください。
レーザーディスクとはどんなものであったか?
思い込んだらそのままにどこまでも行ってしまうバカもいる。思い込んだら命がけ……そんな歌謡曲もあったかナ。その昔、女子プロレスの二人組が試合を前にリングで高らかに唄を歌った。なんだいプロレスなのにと無視しようとはしたが、出だしのこんな歌詞に思わず目が向いてしまった。"踏まれても、蹴られても 野に咲く花が好き"と。叩きつけられ、倒れて這う目の前に誰も見返ることのない可憐な花が咲いている……そんな光景をとっさに頭に描いたのだ。誰が一体こんな歌をつくったのか? 我が身を思い忘れられない一曲となった。
そう思い込んでウン十年。酔ってバーのカウンターに這い蹲うばかりに唄の話をしていたら、相棒がこれですか……って、iPhoneから曲を流してみせた。踏まれても、汚れても……あれっ、なんかおかしい。どうして蹴られてが出てこない? そりゃ思い込みのなせるわざ、どこまでいってもお前の歌詞は出てこない。いやぁーインターネットって嫌ですネ。
素敵なニュースをご紹介します。 月刊ニューメディア編集長からお知らせいただきました。
http://newsroom.fb.com/news/2016/04/using-artificial-intelligence-to-help-blind-people-see-facebook/
Facebook上の画像を人工知能が判定し、自動で読み上げてくれる
これはFacebookで画像認識から音声を生成する技術で、自動のテキスト化ツールだそうです。この技術を使えば、目が見えなくても画像付きのSNSを楽しむことができるようになります。
下着も水着もどちらでも気になることは間違いなく、イヤなおヒトはおりますまい。どういうわけか街中には近ごろ下着の露出を謳歌するお店が点々目を引きます。ボイジャーのある表参道・原宿地区でも例外ではありません。
http://www.si.com/swimsuit/videos
今やトップモデルの登竜門 Sports Illustrated Intimates Swimsuit 2016より
今年の水着はBarbara Palvinさんが……
2016年3月27日渋谷にて、ロマンサーの初心者向け講習会が行われました。
講習中にご紹介したサンプル本と講演資料を期間限定で公開します。
▼サンプル版:これからの本の話をしよう
☆クリックすると本が開きます
▼講演資料:紙も電子も、本は本。
ダウンロードURL:
http://www.voyager.co.jp/epub3_dl/Romancer_intro_160328.pdf
▼Romancer実践ガイド
ダウンロードURL:
http://www.voyager.co.jp/epub3_dl/Romancer_guide_160328.pdf
Romancerで複数の作品を公開したら、出版者紹介ページを活用しましょう。まず、出版者紹介ページの例をご覧ください。どんなことが出来るかイメージをつけてお試しください。
◎ロゴをクリックしてください
ボイジャー編集部の紹介ページにリンクします
昨年の12月にRomancerをリニューアルをし、早三ヶ月が経ちました。トップのバナー画像が雪景色から桜に変わったりと、目にも楽しくなっているのですがお気づきでしょうか。
今回は、改めてロマンサーでデジタル出版をするために最低限抑えて欲しい2つのポイントをご紹介します。参考資料を用意しているので、こちらから手をつけてみてください。
誰しも郷土への想いは持っていることでしょう。
「郷土? そんなものは捨ててきた」という人も、自分の育った町に書かれた本があれば目にとめることもあるでしょう。
郷土を見つめてみましょう。
Romancerでも、郷土をテーマにした本が多数書かれています。ここでは都道府県別に紹介してみます。
1都9県 17作品の郷土本をご紹介!
デジタル時代になって、便利さは度を越してきた。人口知能だロボットだとガアガア聞かされると反吐が出る。勝手に美人の人形でも抱いて寝ろと言ってやりたい。そんなことして何になる。ともかく、できるとなるとついお節介になるのが私たちの悪い癖。
片岡義男.comのエッセイで連載になっていた『町にまだレコード店があったころ』をRomancerにしてみました。文中、たくさんの歌謡曲タイトルが出てきます。曲名に全部リンクを取ろうとしました。でもこれはやめました。余計なことだから。私たちは一言こう付記しました。
風が吹けば桶屋が儲かる――そうよく言います。影響はめぐり巡ってとんでもないところに及ぶという例えでしょう。あゝしたらこうなる、こうしたらあゝなる、世の中そうはいかない因果の不思議です。あるお医者が言いました。あの病院はとてもいいと。医療技術や設備を指したわけじゃないのです。駅に近いこと、駅に階段が少ないことを誉めたのです。確かに、健康な人は常々駅の階段などには目もやりません。考えてみると階段の数の多さは増える一方でしょう。
駅にこれしか階段がない……確かにイイね。 東急池上線池上駅
Romancer発の作品からなんと新聞記事での取り上げがありました! タイトルは「お焼きとおぶっことからかさ石」の里(神谷 真 著)」
信濃毎日新聞の「ふるさと 長野の本」というコーナーに掲載されました。
日本を代表するグラフィックデザイナー、祖父江慎(そぶえ しん)の展覧会が、2016年1月23日〜3月23日まで、
ホームページによると、展示解説書が2月8日(月)から配布を開始とのこと。紙の本だからこその鬼才ぶりを発揮してきた祖父江慎氏の展示解説
「夜に口笛を吹くと蛇が来る」
そう教えてくれた祖父の葬式の夜、口笛を吹いた「彼」の元に宅急便で届けられたのは一匹の「蛇」だった。
奇妙な環境に置かれた「彼」は妻の喪失を、そして「息子」の存在を受容できるのだろうか――
Romancerで「口笛の届く距離」という作品が公開中です。今回、この「口笛の届く距離」の著者である横田 青(しょう)さんにインタビューをさせていただきました。Romancerでどんな人が、どんなキッカケで電子出版を初めたのか色々とお話を伺わせていただきました。
著書「口笛の届く距離」と横田 青さん