「グイン・サーガ 炎の群像」DVD上映会レポート

昨日(1月25日)「グイン・サーガ 炎の群像」DVD上映会を実施させていただきました。

 

定員40名の予定だった予約は、わずか3日で満員御礼(楽しみにしていたけれど参加できなかったファンの皆様には大変申し訳ございませんでした m(_ _)m)。上映会にはグインファンや著者の知人などが集い、かつて生で舞台を見た方も再会に来られ、非常に和やかかつ熱気のこもった、上映会となりました。

役者さんのアドリブによるギャグパートでは大きな笑い声も。

「グイン」と「栗本薫」によって結ばれた人の繋がりを再確認し、旧交をあたためる場ともなったようです。

 

この舞台「グイン・サーガ 炎の群像」の台本も先日発売となりました。

 

炎の群像 立ち読み版
立ち読み版です

「グイン・サーガ 炎の群像」とは?

ご存じの方も多いと思いますが「グイン・サーガ」は栗本薫氏の手による正伝130巻、作者没後も他の作家の手で今なお続編が刊行され続ける大長編。そのグイン・サーガ50巻刊行の記念公演として上映されたのが「炎の群像」です。(内容はとりあえずの完結をみる16巻まで)

グイン・サーガの主人公は、豹頭の戦士グインという筋骨隆々の大男です。しかしこの舞台では、グインは登場しません。それでもなお、「炎の群像」はグインを象徴する作品であり、これを知ることで「グイン」の世界に入門することができます。なぜならば、「炎の群像」の世界である「パロ」と「モンゴール」の戦争こそは、広大なグイン・サーガ・ワールドの最初の物語であり、その後のすべてへつながる物語だからです。(詳しくは上記の立ち読み版、解説の項に書かれています。*解説直リン

 

上映時間は3時間。台本に換算すれば、わずか1冊です。16冊に渡る物語が、1冊にギュッと凝縮されています。この台本の背後には16冊の「グイン」が、さらにその背後には130巻以上の長大な物語が控えています。
この作品であらためて「グイン・サーガ」ワールド、そして栗本薫(=中島梓)氏の世界に興味をもっていただきたいと願っております。

 

aisatu

来る3月5日には、上映会にてご挨拶の言葉をいただいた「グイン・サーガ」原作者の夫である『S-Fマガジン』元編集長・今岡清さんのセミナーが開催されます。
ご興味のある方は、ふるってご参加ください。

 

iriguti

今回の上映会では、インフォシティ様にご協力いただきました。心より感謝いたします。

 

おまけ:

グイン・サーガトートバッグ
グイン・トートバッグ

 

関連情報:

紙では無理――ならばデジタル

「新版・小説道場」ついに完結

栗本薫ミュージカル「グイン・サーガ/炎の群像」DVD上映会のお知らせ

作家・栗本薫 未刊行作品 電子本シリーズ