NRエディター制作マニュアル

はじめに ── 保存について

制作を始める前に、安心して作業を進めるためにデータの保存についてお話します。

NRエディターは入力した内容を自動で保存します。保存のために特別な操作は必要ありません。

編集を終える際は画面右下の「保存」をクリックしてからエディターを閉じるとより確実です。これであなたのデータはきちんと保存されます。

0.NRエディターを開く

NRエディターを開く手順をご案内します(今すぐ開くならこちらをクリック)。

まずは今あなたの画面上側にあるヘッダーの色を確認してください。薄い緑と濃い緑のどちらでしょうか。

↑この画像のように薄い緑の場合はまずはログインする必要があります。右側にある「ログイン」ボタンからログインしてください。

↑濃い緑であれば、NRエディターを開く準備はすでにできています。右側にある「会員メニュー」ボタンをクリックして会員メニューを開きましょう。

会員メニューの中に「NRエディター」ボタンがあります。こちらをクリックしてください。

NRエディター作品の一覧画面が表示されます。今はまだ作品がないのでなにも表示されません。これから作品を制作していくと、この画面にあなたの作品のタイトルが並んでいきます。迷ったら一度この画面に戻ってくるといいでしょう。

新規作成ボタンを押して、新しく作品をつくりましょう。表示される「エディターで編集する」をクリックすると、NRエディターが起動します。

1.作品の中身をつくる

1-1.文章の入力

NRエディターの中央には真っ白な空き地が広がっています。
ここにあなたの作品が出来上がっていきます。
早速やってみましょう。

まずは文章を用意します。

すでに手元にテキストデータとして文章をお持ちであれば、
NRエディターにコピー&ペーストするだけでOKです。

いちから文章を入力していくことももちろん可能です。
いつも文章を書くときと同じように入力してみてください。

1-2.段落にスタイルを当てる

文章の上に線が引かれています。この線が文章の段落を表します。文章を改行すると自動的に段落に分かれていきます。

入力中の段落には緑色の「」が表示されています。「」をクリックしてみてください。メニューが表示されます。

これが「段落メニュー」です。このメニューから段落にスタイルを当てることができます。

項目の数が多くて不安に感じるかもしれませんね。
ですがご安心ください。

これはあなたの作品を思い通りの見た目にできる愉快な仲間たちです。

内容をひとつずつご説明します。

1-2-1.見出し1、2、3

通常、一定のまとまりのある文章には題名が付きます。この題名のことを「見出し」と言います。

文章の内容を一言で表す「見出し」があることで、読みやすい作品に仕上がります。

見出しには「全体に対して」や「部分に対して」というレベルがあります。これをNRエディターでは「見出し1」「見出し2」「見出し3」と区分けしています。「見出し1」が一番大きな題名です。

実際にNRエディター上で見出しを設定してみましょう。

」をクリックして段落メニューを開き、「見出し1」を選択します。すると文字が大きくなり、段落の上に「1」のアイコンが表示されます。これが、見出し1に設定された印です。

これから紹介する他のスタイルでも、同じように段落の上にアイコンが表示されます。段落に何のスタイルが当たっているか確認したいときはアイコンを見てください。

1-2-2.2字下げ

「2字下げ」は、引用によく使われます。

本文とは区別した意味合いを持つ文章であることを、通常の段落より2文字分下げることで表現します。本文の流れとは違うことが見た目に明らかになるスタイルです。

1-2-3.1字ぶら下げ

「1字ぶら下げ」とは何でしょう?

段落内の2行目から最後の行まで、行頭を1文字分下げて表示することです。インタビューや対談などで、話者の名前を行頭でわかりやすく表示し、その後は、話者のテキストが続くまで行頭を1字下げていきます。これが「1字ぶら下げ」のスタイルです。

1-2-4.下寄せ

「下寄せ」はその名前の通り、段落内の文字を下側に寄せて表示することです。引用文の最後に出典を明記するときによく使われます。

1-2-5.縦扉(見出し1)

「縦扉(見出し1)」とは、章のはじまりとして単独の1ページを挿入することができる特別なスタイルです。通常の見出しよりも文章の切り替わりを強調して表現することができます。

縦扉と、このあと紹介する縦本中のスタイルには文字数制限があります。モバイルなどの小さな画面で見たときに、文章が長いと画面に収まらずはみ出てしまいます。

特に販売を考えている場合、書店によってははみ出た文章が表示されない場合があります。文字数制限に収まるように調整してみてください。

1-2-6.縦本中

この言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。それもそのはず。これはNRエディターの造語です。

「縦本中」は「書き・文・央寄せ」のそれぞれの単語の1文字目をつなぎ合わせた言葉です。「たてほんちゅう」と読んでください。

これは先ほどの「縦扉」と同じように文章を画面中央に寄せて表示するスタイルです。セリフや詩など、短い文章を読ませることに適したスタイルです。

実際にこの縦本中で作られた作品をご覧ください。

『コロナウイルスに対して
国民への呼びかけ』
アンゲラ・メルケル

この縦本中にも、縦扉と同様に文字数制限があります。モバイルなどの小さな画面で見たときに、文章が長いと画面に収まらずはみ出てしまいます。

特に販売を考えている場合、書店によってははみ出た文章が表示されない場合があります。文字数制限に収まるように調整してみてください。

1-3.テキストにスタイルを当てる

スタイルは段落の中のテキストにも当てることができます。

お好みの箇所をドラッグしてテキストを選択してみてください。テキストに行える操作の一覧が表示されます。

1-3-1.太字にする

言葉を強調したいときの一番シンプルな方法は太字にすることです。

「B」をクリックしてみましょう。選択したテキストが太字になります。

太字になったテキストをクリックして、もう一度「B」をクリックすると太字は解除されます。

1-3-2.リンクをつける

せっかくの電子書籍ならハイパーリンクも付けたいところ。

」をクリックしてみましょう。リンク先のURLを入力する枠が表示されます。URLを入れて「決定」を押せばリンクが設定されます。

リンク先を変更、解除したいときはリンクが設定されたテキストをクリックしてください。「」をクリックすると先ほど入力したURLが表示されます。内容を書き換えて「決定」を押せばリンク先を変更できます。

内容をすべて消して空欄の状態で「決定」を押せばリンクは解除されます。

次に紹介するルビも同じような操作で設定できます。

1-3-3.ルビを振る

もちろんルビも振れます。

「ルビ」をクリックしてみましょう。ルビテキストを入力する枠が表示されます。入力して「決定」を押せばルビが振られます。

ルビを変更、解除したいときはルビが振られたテキストをクリックしてください。リンクのときと同じです。「ルビ」をクリックすると先ほど入力したルビテキストが表示されます。内容を書き換えて「決定」を押せばルビを変更できます。

内容をすべて消して空欄の状態で「決定」を押せばルビは解除されます。

リンクとルビはほとんど同じ操作です。

1-3-4.〝〟で囲む

言葉を強調する方法は太字以外にもあります。「かぎかっこ」で囲んだり、【すみつきかっこ】で囲んだり。よく目にするのは “ダブルクォーテーション” かもしれません。

縦書きの文章において、ダブルクォーテーションは記号の向きが合わないため適切ではありません。

代わりに〝ダブルミニュート〟という記号を使用するのですが、この記号は変換してもなかなか出てこないので入力するのもひと苦労。そこで簡単に入力する方法を用意しました。

タブルミニュートで囲みたいテキストを選択したら、「〝〟」をクリックしましょう。

1-3-5.数字を思い通りの向きに変える

数字を入力すると、横に寝たり、あるいは縦向きになったりと、見え方が変わることに気がつくかもしれません。

数字やアルファベットは半角で入力すると横向きに、全角で入力すると縦向きになります。試しに以下のテキストをコピー・アンド・ペーストして試してみてください。

半角文字 12345 ABCDEFG
全角文字 12345 ABCDEFG

特に数字は様々な場面で登場するので表示される向きを簡単に調整できたら嬉しいですよね。

実は数字だけを選択すると表示される特別な操作があります。「回転」をクリックすると数字の向きを変更することができます。また、2桁の数字のときは縦向きで横に並べて表示する「縦中横」も可能です。

1-4.画像を入れる

文字が中心の作品でも、画像が入ることでより魅力的に仕上がることもあります。

」をクリックして表示される段落メニューは、スタイルの変更だけではなく画像の挿入もできます。

一番下の「画像」をクリックすると画像段落が表示されます。

1-4-1.画像の選択

点線の枠の中に画像ファイルをドラッグ・アンド・ドロップして画像を入れることができます。このようにして入れた画像は、画面いっぱいに表示されるようになります。とにかく画像を大きく見せたい場合はこのままでOKです。

1-4-2.キャプションを追加する

画像に説明文を追加したい場合は、右下にある「キャプションを追加」をクリックしてみてください。画像の上下にキャプション入力欄が新たに表示されます。それぞれに文字数制限がありますので、枠からはみ出ないように入力してください。

上のキャプションは、ゴシック体で短い文章を表示します。画像のタイトルを入れるとよいでしょう。

下のキャプションは、明朝体で4行まで入力することができます。説明文はこちらに入力してください。

1-4-3.リンクを設定する

キャプションに書ききれない詳細な説明や、関連する情報を読者に伝えたいときはどうすればよいでしょうか。そんなときはハイパーリンクを活用する方法もあります。

画像段落の左上にある「」をクリックしてください。テキストにリンクを設定するときと全く同じように、リンク先のURLを入力する欄が表示されます。

URLを入力して「決定」を押せばリンクが設定されます。リンクを解除するときはもう一度「」をクリックして、リンク先を空欄にして「決定」を押してください。

2.作品の設定をする

作品の中身が用意できたら、作品情報なども設定してみましょう。より本らしく、作品としての完成度を高めることができます。

2-1.タイトル、著者名、出版社名を設定する

まずは作品の基本的な情報を設定していきましょう。画面右側にある緑のヘッダーに表示されている(タイトル未設定)をクリックしてください。

タイトルと著者名を入力する欄がありますね。あとから何度でも変更できますので、よりセンスのあるタイトルを思いついたらここに戻ってきてください。

著者名は3人まで設定が可能です。右下の「著者を追加する」をクリックして入力欄を増やせます。

出版社名も設定可能です。右下の「出版社名を追加する」をクリックすると入力欄が新たに表示されます。

「よみがな」スイッチをオンにするとそれぞれのよみがなを設定することもできます。ただし、よみがなは通常、表示されることがあまりない情報です。販売しないのであれば、設定しなくてもかまいません。

2-2.表紙を設定する

表紙は作品の顔。欠かせない要素です。ぜひ力の入った表紙画像を用意してください。

本文先頭にある「表紙」をクリックします。初めての場合、白い立体的な表紙画像が現れると思います。

これが何も設定していないときのデフォルトの表紙画像です。最終的にはタイトルと著者名が自動的に入ります。

表紙画像の部分にカーソルを合わせると「表紙を設定する」というボタンが表示されます。これをクリックすると表紙設定のウィンドウが表示されます。

「画像アップロード」をクリックすると表示される枠の中に画像ファイルを入れれば、表紙の設定は完了です。

2-3.目次を設定する

一定の長さのある作品であれば、目次は必ず入れましょう。NRエディターでは本文にある見出しを集めて、自動的に目次ページを作成します。本文先頭にある「目次ページ」をクリックしてみてください。

本文に見出しがあれば、その項目が青字で表示されます。もし見出しがなければ空白が表示されます。

デフォルトでは見出し1、2、3、縦扉すべてを目次に表示するようになっています。作品によっては見出しの数が多く、目次ページが非常に長くなってしまう場合もあります。そんなときは目次部分にカーソルを合わせて「目次を設定する」ボタンをクリックします。

目次設定のウィンドウが表示されます。本文の[見出し3まで]を目次にする の部分を変更することで目次ページに表示される見出しの種類を調整できます。

目次ページを削除したい場合は「目次ページなし」をクリックしてください。

また、目次ページの中身だけではなく、目次ページの位置も変更することができます。目次ページの上の端っこをドラッグすると好きな位置に移動できます。

2-4.奥付を設定する

奥付とは、いわばその作品の名刺のようなもの。タイトル、著者名、出版元(著者やグループ、サークル名など)への連絡先、発行日などを記載したページです。どんな情報を記載するかを自由に設定できます。

本文末尾の「奥付」をクリックします。表示された奥付の内容部分にカーソルを合わせると「奥付を設定する」というボタンが表示されます。これをクリックすると奥付設定のウィンドウが表示されます。

奥付を入れる最も簡単な方法は「自動奥付」です。テキストで作品の情報を表示します。デフォルトでは「2-1.タイトル、著者名、出版社名を設定する」で設定した内容が表示されます。

さらに情報を追加したい場合は「+詳しい情報を追加する」を押して必要な情報を入力しましょう。

画像で用意した奥付ページを挿入することもできます。「画像アップロード」をクリックすると表示される枠の中に画像ファイルを入れれば、奥付に画像を設定できます。

こちらで奥付画像を作成するか、あなたのオリジナルで用意した画像でも大丈夫です。

3.プレビューで確認する

本文のスタイルが意図したものになっているか、全体の構成はどう見えるか、完成形がどういうふうに見えるのか気になる。しかし毎回変換するのは煩わしい。そんなときのためにプレビューモードを用意しています。確認してみましょう。

画面右側にある緑のヘッダーに表示されている「」をクリックしてください。プレビューモードが開始します。

プレビューモードでは電子書籍を読むときと同じようにページ単位で作品を表示します。画面左側をクリックして次のページに進み、右側をクリックして前のページに戻ります。画面下にあるシークバーで好きな位置に一気に移動もできます。

画面右上の「→」をクリックすればプレビューモードを終了して元の画面に戻ることができます。

3-1.表示を切り替える

画面右側にある青のヘッダーにアイコンが2つ並んでいます。ここでプレビューの表示を切り替えることができます。

上がパソコン表示。最初はこの状態です。パソコンで作品を表示したときにどのように見えるかを確認することができます。

下がモバイル表示。モバイルの画面はパソコンに比べて小さく、表示される文字数に大きな差があります。一度はモバイル表示で確認しておくといいかもしれません。

4.保存・変換する

作品を制作する上で一番重要な「保存」と「変換」についてご説明いたします。

4-1.保存する

NRエディターでは編集した内容は定期的に自動で保存されます。突然端末の電源が切れてしまってもデータが全て消えてしまうようなことはありません。

手動で保存することもできます。編集が終わったら画面右下の「保存」をクリックしてください。保存が完了し、そのまま編集を続けるか、エディターを閉じるか選ぶことができます。

4-2.変換する

変換とは、出版をするための最終データ制作の工程に入るという意味です。

いよいよ完成のときです。

ここまで編集した内容を出版用データである「EPUBファイル」に変換することで、正真正銘あなたの作品が完成することになります。変換前にはプレビューモードで内容を確認しましょう。

準備ができたら画面右下の白い「変換」ボタンをクリックしてください。

変換前の最終確認のウィンドウが表示されます。表紙画像と、タイトル、著者名、出版社名が表示されます。
表紙を変更したければ表紙を、タイトル、著者名、出版社名を変更したければその箇所をクリックすればその場で設定を変更できます。

EPUBファイル名は半角英数でお好みのファイル名を設定できます。作品タイトルを英語で入れておくとわかりやすいでしょう。

自分の著作物であることの確認が必須です。自分が著作権を保持しないものをここで出版データして作成することは法律違反です。ボイジャーは違法行為を幇助することはできません。チェックボックスにチェックを入れるのはご自身の責任において出版することの再確認のためです。

問題なければチェックボックスにチェックを入れてください。

最後に「変換する」をクリックしましょう。変換の処理が開始します。

変換時間は1〜2分が目安です(容量によって変化します)。あとは待つだけです。
お疲れさまでした!

5.作品が完成したら

変換が完了したら、早速出来栄えを確認してみましょう。

5-1.完成した作品を読む

「作品URL」に表示されているURLをクリックすると、完成したEPUBをブラウザ上ですぐに読むことができます。まずは自分でじっくり読んでみましょう。

5-2.作品URLを公開する

この作品URLを使って知り合いの人に読んでもらったり、SNSへ投稿して作品を発表することもできます。

公開状態は3つから選ぶことができます。

非公開 … あなたしか読むことができない状態です。間違ってURLが他の人に知られてしまっても、非公開の状態なら中身を読まれることはありません。

限定公開 … 作品URLを知っている人だけが作品を読むことができる状態です。知り合いの人にだけ読んでもらいたいときは限定公開にしましょう。

公開 … Romancerサイトの「作品事例」ページに掲載され、誰でも作品を読める状態になります。
※初めて公開する際には「公開責任者」の情報を入力する必要があります。この情報が外部に表示されることはありません。

5-3.EPUBについて

Romancerで作られたEPUBファイルを販売用データとして受け入れています。このEPUBファイルを使って各電子書店へご自身の力で販売登録することもできます。

「ダウンロード」ボタンを押せばEPUBファイルをダウンロードできます。ファイル名は変換時に指定したものになっています。

Amazon Kindleストアでの販売を行いたい場合は「Kindleストア用EPUB」ボタンをクリックしてください。Kindle用のEPUBファイルをダウンロードできます。