画像の代替テキストについて

画像の代替テキストとは、画像の代わりになるテキストのことです。
音声読み上げにおいて、この「代替テキスト」が読み上げられます。


視覚障害者は、画面を目で見るのではなく、音声読み上げで内容を把握します。画像にした箇所が重要な内容を含んでいる場合に、その内容が読み飛ばされてしまったら意味が通じなくなってしまいます。読書バリアフリー法では単なる視覚障害者だけでなく、発達障害、肢体不自由その他の障害により、書籍について、視覚による表現の認識が困難な者を、「視覚障害者等」と位置づけています。


画像にした箇所が重要な内容を含んでいる場合には、画像の意味が通じるように、適切に代替テキストを設定することが大切です。


※画像の代替テキストはアクセシビリティへの配慮のひとつです。アクセシビリティを高めるための制作ガイドラインもご覧ください。

キャプションつき画像

  • タイトル、キャプションが、その画像を説明している場合は不要です。
    • 意図的にタイトル、キャプションと無関係な画像を使用しているのでなければ、代替テキストを入力する必要はありません。
    • タイトル、キャプションと全く同じテキストは、二重読みを防止するため、代替テキストとして入力しないようにします。
    • タイトル、キャプションとは異なる説明を入れたい場合には入力しても構いません。
  • そうでない場合、
    • 風景写真など、説明がなくても意味が通じる場合、「風景写真あり」「〜の風景の画像」など、そこに画像があることを示すテキストを入力します。
    • スキップしても意味が通じるようなイメージカットでは不要です。
    • 写真、イラスト、カットなどに書かれているテキストがないと意味が通じない場合、そのテキストを入力します。
キャプションつき画像での代替テキストの例

(例)画像のタイトルとキャプションで、写真の意味が通じるので、代替テキストは不要。

キャプションつき画像での代替テキストの例2

(例)画像、写真内に書かれているテキストがないと意味が通じないので「柵内立入禁止と書かれた掲示の写真」というテキストを入力。

ページ全体の画像

  • 画像の内容を簡潔に説明する文章を入力します。
  • 風景写真など、説明がなくても意味が通じる場合、「風景写真あり」「〜の風景の画像」など、そこに画像があることを示すテキストを入力します。
  • スキップしても意味が通じるようなイメージカットでは不要です。
  • イラスト、カットなどに書かれているテキストがないと意味が通じない場合、そのテキストを入力します。
  • 表、細かい説明がある説明図では、表や図のタイトルのみ入力します。
ページ全体の画像での代替テキストの例

(例)画像の内容を簡潔に説明する文章(興福寺五重塔の写真)を入力。

自動で代替テキストが設定される画像

以下については変換時に自動で代替テキストが設定されます。

表紙画像

  • [表紙]に続けてタイトルが設定されます。

奥付画像

  • NRエディターで「自動奥付」>「画像で奥付を自動生成する」で自動生成した奥付画像の場合は[奥付]という文字に続けて、タイトルや著者名など、そこに記されている内容が自動的に設定されます。
  • Romancer Frontierで作成した奥付画像を、加工せずにそのまま「画像アップロード」で奥付画像として選択した場合も、上記と同じく[奥付]という文字に続けて、タイトルや著者名など、そこに記されている内容が自動的に設定されます。
  • それ以外の画像を奥付として使用した場合は、単に[奥付]という文字が設定されます。

画像による外字について(業務用プラン向け)

Romancerでは、表現できる文字の範囲を「JIS X 0213」としています。この範囲外の文字が原稿に使用されている場合は「文字化けを起こす可能性のある文字が使われています。」という警告が出て変換できないようになっています。


その場合、Romancerでは、原則として「JIS X 0213の範囲内の文字に置き換える」という対応にしていただいておりますが、業務利用で「底本と同じ文字で表現しなければならない」等の場合には、画像による外字、という手法が用意されています(業務用プラン限定)。その場合の代替テキストは以下の優先順位で設定するのがよいでしょう。


  1. JIS X 0213の範囲内の異体字、新字がある場合は異体字、新字を指定する
    (例 画像外字が「高」なら、代替テキストは「高」)
  2. JIS X 0213の範囲内の異体字、新字が存在しない、あるいは異体字、新字を指定しても無意味な場合は「読み」を指定する。
  3. サイコロの目、麻雀牌のようにそこで表現されている内容が重要な場合は内容を指定する。
  4. 絵文字などの場合は「絵文字:喜ぶ」のように画像の種別と意味を指定する。