
萩野正昭 著
電子版 990円(税込)/ 紙版 1,980円(税込)
「おもいで」は誰にでもあります。長い人生を歩んだ人ならではの貴重な体験を共有する手段として、デジタル出版は最も低廉で、人々が把握しやすい、配信可能なメディアに成長しています。その可能性を知る具体例として参考にしてほしい〝本〟です。デジタル出版にどうして身を投じたか? 見えない何かに向き合っていく姿勢はどう育まれてきたのか? 各篇、随所に画像、音楽、映像とのリンクが施され、テキストのみに集約しない、デジタルによる情報の拡張が工夫されています。
著者からのメッセージ
ボイジャーの萩野正昭です。
1992(平成4)年の創業時、46歳から79歳の今日まで仕事をしてまいりました。
皆さまには大きな励ましをいただき、その支援のおかげでボイジャーは今日を迎えることができました。
誠にありがとうございます。心から御礼申し上げます。
すでに私は現役を退き、顧問として働く身です。
この度、33年間のデジタル出版を振り返り、10月7日に『おもいで 未来』という本を出版することになりました。
そのお知らせをいたします。
何よりも皆さまに読んでいただきたい〝本〟です。無援の時代の中で、ボイジャーをご支援くださった皆さまに捧げる気持ちでつくりました。
一言、直接、ここに皆さまへお知らせ申し上げます。
萩野正昭(はぎのまさあき)
株式会社ボイジャー創業者。1946年生。早稲田大学法学部卒。1969年港湾建設会社に入社。1970年から東映教育映画部で契約演出職。1981年レーザーディスク制作・企画、1990年パイオニアLDC取締役映画製作部長。1992年ボイジャー・ジャパン設立。デジタル出版事業を開始。2013年ボイジャー代表取締役を退任、現在は顧問。著書に『電子書籍奮戦記』(新潮社)、『木で軍艦をつくった男』(ボイジャー)、『これからの本の話をしよう』(晶文社)、『電子書籍2020』(ICE)など。
どうして書いたのか? 対談動画を公開中!
北尾修一(百万年書房)× 萩野正昭
司会:大谷和利
▼ 対談内容
- 社名に込めた思い
- おもいで 未来
- 出版への情熱はどこから
- 編集とは
- なぜテキストを選ぶのか
- AI編集者
- 何が生き残るのか
対談動画から〝本〟をつくりました
『おもいで 未来』出版記念対談