タイトル

クレイグ・モドの講演録

ジャンル

書籍/その他

著者

クレイグ・モド

公開日

2015年10月29日

更新日

2015年12月16日

作品紹介

2015年10月8日韓国 paju bookcity が主催した編集者のためのセミナーにおいて、Craig Modは講演を行った。ちょうど彼の著書である『ぼくらの時代の本』の韓国語版（マウムサンチェク発行）が出版される時期と重なった。彼の最近の言動には一種のよび戻しのように旧メディアに対する思い入れが多い。ここでも、本のもつ確かさとか、見えない部分についての入念な配慮を施す姿勢を語っている。彼が余白を語るのはその象徴ともいえるだろう。新しい時代へ本に注がれる若い視線がうかがえる。

作者からの言葉

キンドルで読めるものはほとんどキンドルで読んでいました。でもある日突然、キンドルで読むことをやめてしまいました。完全にです。特別意識したわけじゃないけども、なんとなく飽きてしまったのです。何故か……？　それを理解するには紙とデジタル、二つの媒体のバリュー・プロポジションを比較してみる必要があると感じました……《本文より》