ボイジャー社、夏のインターン

ボイジャー取締役萩野正昭とインターン生

コロナ渦ではありますが、ボイジャー社5日間のインターンシップが終了しました。今年は専修大学から2名が参加。「電子書籍を作る、読む」というテーマで、課題に取り組んでもらいました。早速、2人の電子本を見てみましょう。

 

 

『珈琲日和』

ネットワーク情報学部3年・Kさん

 

学生コメント:大学のシナリオライティングという授業の最終課題として提出した、「久しぶりに外に出てみたら」というテーマの5分間の短編脚本を、短編小説としてリメイクしました。 人物の会話やモノローグが多かったので、どのようにしたら読みやすくなるのか考えることに苦労しました。

 

 

『オンライン合奏と歌声合成の思い出』

文学部3年・Wさん

 

学生コメント:私は、2020年の夏、ステイホームをしていた時に、AIを使用した歌声合成ソフトでカバー曲を作った時のことを本に書きました。作った本は公開されるとのことで緊張していましたが、制作は楽しく行うことができました。

 

 

今回、デジタル出版ツールRomancer(ロマンサー)https://romancer.voyager.co.jp/ のNRエディターを利用して電子本を作りました。縦書きのレイアウト表示に苦戦している様子でしたが、さすがはネット社会を生きる大学生。すぐに要領を掴んでてきぱきと編集をしていきます。

 

NRエディターで電子本を制作中

 

電子本制作の鬼門、”表紙画像” 制作にも取り組んでもらいました。オンラインデザインツールCanva(キャンバ)https://www.canva.com/ を駆使してオリジナルの表紙を作ります。原稿と表紙の反映。レイアウト確認を経て、最終的に電子本の公開にかかった時間は3日間で12時間ほどでした。スマートフォンやPCで自分の電子本が読めて2人も満足な様子でした。

 

駆け足の5日間ではありましたが、出版業界・個人作家によるデジタル出版の世界に興味を持ってもらえたら何より嬉しいです。インターンシップ成果発表会が今から楽しみです(頑張って!)

 

*サムネイル写真:最終日はボイジャー創業者・萩野正昭より”電子出版30年のふりかえり”。かつてボイジャーが制作したレーザーディスクを片手に。

 

インターンシップ担当

柳尾知宏