東京・池袋サンシャインシティで行われているpage2016(http://www.page.jagat.or.jp/conference)のカンファレンスで、ボイジャーは講演しました。
「誰のための出版か」私たちは従来の出版の枠組みでは支えきれない新しい出版を考えています。今の出版では叶えられない本への想いを形にすることです。
Romancerが訴えるキーワードを挙げてみます。
1.Wordから電子本を作成
2.Webブラウザで本が読める
●なぜ、WordやWebブラウザがキーワードなの、なぜWordからの変換なの?
みんなが一番Wordを使って書いているからです。特別なツールを使わなくても、Wordなら執筆に専念することができます。
●なぜWebブラウザ公開なの?
自分の書いた本を読んでほしいという人が、URLを読者に伝えるだけで読んでもらえます。アプリのダウンロードはいりません。出版したい想い……誰かに読んで欲しいのです。報酬をえるのはその次のことです。
●他のWeb公開とどこが違うの?
「小説家になろう」だって「note」だって、いっぱいあるじゃないですか。Romancerは「本」であることを追求します。「本」=EPUBのファイルを自分の手元に残すことができるのです。自分で無料配布したり、いろんな書店で販売したりもできます。
紙の出版はもう売れるものしか出版しようとしていません。出版しないうちにどうしてそれがわかるのですか? それはあなたが有名じゃないからです。売れそうにないからです。出版の最も素晴らしいところは、そうであってもチャレンジできるところでしょう。多様性じゃないですか? 出版とは……出版をしたいと思う全ての人が対象であるべきです。諦めてしまった人にこそ、デジタル出版に挑戦してもらいたい。ぜひ詳細をご覧になってください。