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2015年10月7日
台湾の友人の出版社が2015年9月の台風21号で大変な被害に
19世紀に書かれた『書物の敵』(原題:The Enemies of Books、ウィリアム・ブレイズ著、高宮 利行監修、高橋 勇訳、八坂書房刊)では、 本を痛めつけるものとして敵が並んでいます。
・火や水
・ホコリ
・紙魚(シミ)、ネズミ……
・身勝手な蒐集家
・無知……
電子本の出版社として、ここに「停電」を加えたいと思います。
TPP著作権の保護期間延長問題では、 世界的に有名なアメリカのネズミが自己主張を繰り返していますか ら、ネズミも間違いなく敵として残りそうです。
※原書はInternet Archiveで公開中
〈『書物の敵』より、本をかじるネズミの図〉