ボイジャー、次への挑戦 “読むを楽しく 書くを楽しく”

 

3/26(水)より、ボイジャーのホームページに、「VOYAGER’S NEXT CHALLENGES 次への挑戦」コーナーを新設いたしました。このコーナーでは、電子出版の将来に向けたボイジャーの挑戦を紹介して参ります。

 

 

次への挑戦、第一弾は『アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント』の公開です。
執筆メンバーを紹介します。

 

執筆陣プロフィール。鎌田純子 ボイジャー代表取締役。北原昌和 ボイジャー取締役 BinB開発部長 W3C Publishing Maintenance Working Group。小池利明 ボイジャー企画部開発チーム W3C Publishing Maintenance Working Group

 

2019年の視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(通称読書バリアフリー法)施行以来、視覚などに障害のある人にも本を届けようという気運が高まっています。視覚障害者の方たちの中には、手元のスマートフォンやパソコンを使って電子書籍を合成音声に変換し、聞いて楽しむ人たちも出てきています。従来、聞く読書は、ボランティアによる本の朗読や障害者専門の図書館から借りる録音図書に限られていました。それが、電子書籍をインターネットの電子書店で購入するだけで、可能になってきているのです。

 

こうした可能性を知ってしまったら、元のやり方にとどまることはありえません。もっと聞く読書がしたいという声が大きくなっていくはずです。音声合成で音で聞くだけでなく、文字を拡大すれば読める、自由に拡大できる書籍が欲しい、という人も数多く存在します。こう考えると電子書籍の割合は今後もっと増えていくのは確実と思われます。

 

しかし、実際には違います。理想の社会が勝手にやってくるなどということはありません。そうした社会を望む出版人の存在が必要です。電子出版活動が活発になるからこそ、誰でも本にアクセスできる社会が実現できるのです。

 

そのために、ボイジャーが今できることは何だろうと考えました。ボイジャーが日本で電子書籍をスタートして約30年が経ちます。そのノウハウのうち、今注目のアクセシビリティに焦点を当て、レポート「アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント」を公開します。リフロー型EPUB制作の参考にしていただければ、大変嬉しいです。

 

これからの出版文化のために、どうぞご一覧ください。一緒に進んでいきましょう。

 


お問い合わせ先

株式会社ボイジャー 柳尾知宏

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