ボイジャー創業者萩野正昭が「オーラル・ヒストリー」作りに協力

 

2024年9月1日から、ボイジャーは33期に入ります。その直前に、ZEN大学(仮称・設置認可申請中)歴史アーカイブ研究センター(略称:HARC)から、ボイジャー創業者萩野正昭に「オーラル・ヒストリー(oral history)として、デジタル出版の歴史を聞きたい」という申し込みがありました。
HARCは、2023年9月30日付でZEN大学(仮称・設置認可申請中)の準備法人内に設立された研究所です。IT、ゲーム、マンガ、アニメ、ネットの分野で日本のコンテンツ産業の発展における貴重な証言をオーラル・ヒストリーとして収集していこうとしています。

オーラル・ヒストリーという言葉をご存知ですか?

「口述記録」や「口述歴史」と訳されています。いわば、文字資料には残されていない情報をその分野の専門家が歴史の証人に話を聞き、記録していく、というものです。オーラル・ヒストリーでもっとも重要なことは、インタビューがコンテンツ史の軌跡を知るための一次資料としてアーカイブされていく、ということでしょう。

 

ボイジャーオフィスでのインタビューの様子

 

ボイジャーオフィスでのインタビューの様子

 

萩野正昭へのインタビューは2024年7月26日、ボイジャーのオフィスで行われました。

 

歴史を語る上で重要なレーザーディスクなどをお見せしました。

 

インタビューアは遠藤諭さん。『月刊アスキー』の編集長を務めた方で、現在は角川アスキー総合研究所主席研究員です。

 

どういうルーツでこのサービスを考えたのか? この事はどういう背景があるの? 何故オフィスを表参道にしたんですか? などと、一味違ったインタビューとなりました。

 

 

どうぞ、HARCのインタビュー記事をご期待ください。

 

左から、遠藤諭さん。萩野正昭。郡司聡さん。

 

左から、遠藤諭さん。萩野正昭。郡司聡さん。

 

 

『電子出版とは何かを問い続けて』

 

電子出版とは何かを問い続けて

 

萩野が2014年に語った『電子出版とは何かを問い続けて』もご覧ください。