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2015年9月16日
NPO法人日本独立作家同盟が主催するセミナーの講演録の電子本をロマンサーで作っています。嬉しいことに、ここで制作した電子本が、amazonの出版・自費出版関連書籍や新聞ジャンルでランキング1位を獲得しました。
なぜ、1位になれたのか? しかも2冊も! 正直、こんなことが起きるとは「マジか?」ですが、SNSのパワーとカテゴリーの選び方が効いたのに違いありません。
ヒントになったのは、第1回で講演した藤井太洋さんの言葉でした。セルフパブリッシングから4年で日本SF大賞を受賞した作家です。
私自身はジャンルを味方に付けた方がいいと思っています。なぜなら個人出版で一番怖いのは、届けなくてもよかったような人に届いてしまって、星一つのレビューが付いてしまうことなのです。
——『電子出版、独立作家の執筆・出版手法〈藤井太洋 講演録〉』より
つまり「ジャンルを味方に」です。
具体的には、Kindle登録のときに指定されているBISAC(The Book Industry Standards Advisory Committee)の数十あるカテゴリー表を真剣に読みました。英語なので、いつもならすっ飛ばしたいくらいですが、このときだけは、しっくり来るまで時間をかけて選びました。
運良く、同盟の理事長鷹野凌さんのツイートも重なり、『日本の作家よ、世界に羽ばたけ!〈大原ケイ 講演録〉』と『文章生活20年。現役ライターが初めて教える文章のコツ講座〈古田靖 講演録〉』の2冊が、Kindleの関連ジャンルで1位をゲット! プロを目指す皆さんもぜひやってみてください。
〈出版・自費出版関連書籍 売れ筋ランキングで見事1位に!(9/11確認)〉