権力のエクスタシー

権力のエクスタシー

タイトル

権力のエクスタシー

ジャンル

書籍/エッセイ

著者

げんじあきら

公開日

2015年04月21日

更新日

2015年04月22日

作品紹介

もともと人間に権力など存在しなかった。ニンジンつくりの名人が8家族で狼からあかちゃんを守るために柵をつくったのがはじまりである。交代で世話役をやったのだが「おれはみんなを守るから税金を出せ」「隣の柵を襲うから鍬を持って集まれ」ニンジンつくりの名人が権力に目覚めた。権力のエクスタシーは他者に指示する心地よさが更に大きな権力を欲しがる。人に必要のない権力なのだが権力がなくなることなど考えられない。エクスタシーだから消えない。抑えるしかない。最後は愛のチカラしかない。

作者からの言葉

人には生殖のエクスタシーをはじめとして、いくつかのエクスタシーがある。エクスタシーは、いいとかワルイではなくて、人の身体に染みついているから、修行をして抑えないと出てきてしまう。それか、愛のチカラを多くするかだ。権力エクスタシーは追従のエクスタシーとセットになっている。誰かに大きな権力が集中すると、70年前のように人間が生き残る事にリスクとなる。

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