立ち腹切りの秋(金井宗清の立ち腹切りより)

立ち腹切りの秋(金井宗清の立ち腹切りより)

タイトル

立ち腹切りの秋(金井宗清の立ち腹切りより)

ジャンル

書籍/その他

著者

清水 義之

公開日

2026年09月17日

更新日

2026年09月17日

作品紹介

領民の田畑を守るため直訴した茶臼山砦の金井田左衛門は、関東管領・上杉政虎の怒りに触れ、主家への累を避けて立ち腹を切る。その無念を晴らすべく奮起した砦の寡兵が奇襲をかけ、二千の上杉勢を川向こうへ敗走させた。

作者からの言葉

清水義男作「金井宗清の立ち腹切り 広沢三丁目」の短編小説化。軍神と謳われた上杉政虎の威圧にも臆さず、民の稲穂と主家の筋を通すために立ったまま腹を掻き切った金井田左衛門――。その凄絶な死にざまと、亡き将の無念を晴らすべくわずかな手勢で二千騎に斬り込んだ男たちの熱い「意地」を描いてみました。大名の権力争いの狭間で、土と民に根ざして散っていった無名武士の骨っぽさと哀切、そして一矢報いた末の爽快さを味わっていただければ幸いです。

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