タイトル
水虎と琥珀玉ジャンル
書籍/その他公開日
2026年09月14日更新日
2026年09月14日作品紹介
あらすじ:猟師の甚左衛門は、産土様への日参の末に念願の子・綱次郎を授かりますが、神々の会話から「子は十三歳の春、水辺で命を奪われる定めにある」と知ってしまいます。苦悩をひとりで抱え込み、十三歳の春を迎えた日、初めて桐生川へ釣りに行く綱次郎に、せめて最期の餞(はなむけ)にと大好物の「アメ玉」をどっさり持たせます。川辺で少年の命を狙う河童でしたが、こぼれ落ちたアメ玉のあまりの美味さに夢中になり、貪り舐めているうちに運命の刻限(正午)を過ぎてしまいます。生還した我が子を抱きしめた父親は、以後、命を救ってくれた河童渕へアメ玉を供えるお礼参りを続けるのでした。 地域性:桐生川上流に実在する「河童渕」や「津久原橋」たもとの大岩(河童神社)など、土地の記憶・風景と密接に結びついた温かな語り口が魅力です。
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