自分で育つ

自分で育つ

タイトル

自分で育つ

ジャンル

書籍/その他

著者

げんじあきら

公開日

2015年02月28日

更新日

2015年05月07日

作品紹介

保育園の園長を3年間やらせていただいたときに気がついた。かれらは、誰かが育てているから育っているわけではない。誰かが教えているから何かを学んでいるわけではない。みんな自分で育っている。それはお母さんのお腹にいる時からそうだった。お母さんは何も知らないのに、お腹で自分で育った。子育てと言う。子育て支援と言う。子どもが自分で育っているのに、あたかも親や大人が育てているかの言葉である。私は、ある時から、子育てという言葉を使わなくなった。

作者からの言葉

私は教育という言葉を使わない。しつけも使わない。勉強も使わない。子どもは自分で育っているので学習しか使わない。学習はコンセプトとお手本とモノがあれば自分でやる。親兄弟保育園のスタッフや仲間がお手本。私も歩くお手本になっていた。園庭に小山をつくったモノがないと学習できない。あかちゃんのコンセプトは生き残ることだから決まっている。学習は自分でやるものだ

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