日本語で味わう シューベルト三大歌曲集《白鳥の歌》《冬の旅》《美しき水車小屋の娘》

日本語で味わう シューベルト三大歌曲集《白鳥の歌》《冬の旅》《美しき水車小屋の娘》

タイトル

日本語で味わう シューベルト三大歌曲集《白鳥の歌》《冬の旅》《美しき水車小屋の娘》

ジャンル

書籍/趣味

著者

織田 幸男

公開日

2026年05月02日

更新日

2026年05月05日

作品紹介

シューベルトの歌曲を、日本語で歌いたい――。そう願う声楽家や音楽愛好家のための画期的な一冊。

本書は、シューベルトの三大歌曲集《白鳥の歌》《冬の旅》《美しき水車小屋の娘》の全曲を、テノール歌手である著者が実際に歌うために創作した日本語詩を収録。単なる対訳ではなく、シューベルトの旋律に乗せて歌うことができる「邦詩」として生まれ変わった作品集です。

ミュラーやザイドル、ハイネの詩がシューベルトの音楽と出会って不朽の名作となったように、日本語の言葉もまた、シューベルトの音楽と新たな出会いを果たすことができる――。水車小屋の若者の純粋な恋心、冬の旅路を行く孤独な男の絶望、白鳥が最期に歌う歌。これらの普遍的な感情は、言語の壁を越えて、私たち日本人の心にも深く響きます。

各曲には、作品解説と日本語訳を掲載。シューベルトの音楽世界をより身近に感じていただける充実の内容です。

作者からの言葉

ドイツ語の詩を日本語に置き換えることは、単なる翻訳以上の挑戦です。原詩の韻律、音楽のリズム、そして詩人が込めた情感――これらすべてを日本語という言葉の器に移し替えるには、翻訳者自身が歌い手として、音楽と言葉の両方を深く理解していなければなりません。

私は長年、テノール歌手としてシューベルトの歌曲に取り組んできました。その中で常に感じていたのは、「この美しい旋律を、日本語で歌えたら」という思いでした。本書は、その願いを形にしたものです。

収録されている日本語詩は、私が実際にシューベルトの旋律に乗せて歌うために創作したものです。そのため、単なる直訳ではなく、歌える「邦詩」となるよう、音楽のリズムや抑揚を大切にしながら言葉を選びました。

シューベルトの三大歌曲集には、人間の普遍的な感情が込められています。恋の喜びと悲しみ、希望と絶望、孤独と憧れ――これらの感情は、言語や文化を超えて、私たちの心に響きます。

本書を手に取られた皆様が、シューベルトの歌曲を日本語で歌い、あるいは聴くことで、この偉大な作曲家の音楽世界をより身近に感じていただけることを心から願っています。

コメント(0件)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です