アラン 幸福についてのプロポ集(後編)

アラン 幸福についてのプロポ集(後編)

タイトル

アラン 幸福についてのプロポ集(後編)

ジャンル

書籍/人文科学

著者

高村昌憲 訳

公開日

2025年08月27日

更新日

2025年08月27日

作品紹介

 フランスの哲学者アラン(1868ー1951)の作品中で最も有名なものである。既に、我が国でも10名以上の訳者によって『幸福論』のタイトルで刊行されているが、思想の体系化を敬遠していたアランであったので、敢えて原題に忠実な『幸福についてのプロポ集』とした。原書の初版は1925年に60章のプロポ(語録)で構成されていたが、その後1928年に33章が追加されて計93章となって、現在でも広く世界中の人々に読まれている作品である。

作者からの言葉

 アランの作品については色々と読んで来たが、この作品だけは手を付けずに来た。色々な翻訳書が上梓されているので、私が出る幕では無いという気持ちもあった。だが、2023年12月に脳梗塞で入院してからは、人間の幸福について考える様になった。幸いにも病の症状は軽かったので殆ど回復したため、幸福とは考えることではなく行動することである、と言うアランの言葉を実践して毎日少しずつ訳して来たものである。読者諸氏の幸福と、戦争の無い世界の平和を祈念するものである。

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