タイトル

スクリューボール・ジョーク

ジャンル

書籍/エンターテイメント

著者

名邑　十寸雄

公開日

2017年06月02日

更新日

2017年06月02日

作品紹介

　「Ｅ≠ＭＣ２」とは、「特殊相対性理論の様な科学的論理ではない」と云う事です。論理に非ず…、詰まりは、考え方の前提を取り去る「禅」の放下思想に由来しています。この思考方式を身に付けると、推理力が磨かれ確実にＩＱが上がる。スクリューボール・ジョークの基本的な非論理構造を理解すると、緊張から緩和に次元を変える笑いのエッセンスだけでなく、油断から危機に陥る恐怖話法も体得出来ます。

作者からの言葉

　言葉の起源は、奇人変人二人の恋愛喜劇として登場し、アカデミー賞主要五部門を独占した傑作映画「或る夜の出来事」を評した「スクリューボール・コメディ」に由来しております。元々スクリューボールとは下町の俗語で「変人」という意味です。が…、そのまた語源は「変化球」ゆえ、相手の予期しない落ち方をする。空振りするか、思いも寄らない結末を愉しむか…、その選択肢は鑑賞する方々の知性に掛かっているとも云えるでしょう。