タイトル

沼田法師

ジャンル

書籍/その他

著者

平野　周

公開日

2024年11月22日

更新日

2025年02月05日

作品紹介

室町時代中期の関東ーー。
鎌倉公方足利持氏は、幕府の将軍位を望んだ。
鎌倉と京の間に立って苦悩する関東管領上杉憲実ーー。
憲実に仕える沼田新一郎もまた関東の情勢、そして主人の身を案じていた。
そんな新一郎は、二階堂右馬助に念流を習った帰り、念流の高弟沼田法師と出会う。
沼田法師に兵法指南を願う新一郎だったが･･････。

作者からの言葉

日本の中世、近世を背景とした作品を書いています。
本作は、日本で初めての始祖による剣門「念流」の14人の高弟のうち沼田法師に関する物語です。
沼田法師は、丹石流剣術の始祖とされています。
短編ですが、けっこう読み応えはあると思います。
これからも中世、近世を舞台とした作品を発表し続けていきますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。