哲学入門~見えないものがあるんだよ~

哲学入門~見えないものがあるんだよ~

タイトル

哲学入門~見えないものがあるんだよ~

ジャンル

書籍/人文科学

著者

稲持彰三/稲持彰三/(著者名未設定)

公開日

2024年07月31日

更新日

2024年08月09日

作品紹介

自分が一番大切にしているものやことは、他人にはわからない。そういう意味では、他人には見えないものがたくさんある。その逆で、他人(他者)のことは自分にはわからないのだ。なので、他人のことは理解できない。自己と他者は決して分かり合えない関係なのだ。もし分かり合いたいのであれば、「憧れ」という関係しかないとレヴィナスは言う。

なぜという理由はないが、あえて言えば、敵対的な関係なのである。親兄弟でもしかり。そもそも、人は罪深い。中でも最も罪深いのは私だとトルストイは言っている。

人には見えないものとは何か、哲学を通して考えていくことが本書のねらいである。

作者からの言葉

人はなぜ存在するのかという大前提をもとに、今まで書きためてきたものを本として出版したり、ブログを公開しています。

コメント(1件)

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  1. 萩野 正昭

    驚きました。こんな示唆に富む言葉が綴られた電子本が出されているなんて。ちょっt大説教くさくて自分には辛いところもありましたが、確かに言われている事は納得できます。私は〝見える〟〝見えない〟現実社会をほとんど〝見える〟世界中心に生きてきました。そしていい年齢になり、その虚しさを知りました。見えるものが見えらくなってしまったのです。消滅とか変化です。この本は参考になりました。