もりのなかで:時の終わりのための四つの物語


もりのなかで:時の終わりのための四つの物語

タイトル

もりのなかで:時の終わりのための四つの物語

ジャンル

書籍/その他

著者

永井貴章

公開日

2024年05月06日

更新日

2024年05月06日

作品紹介

「厄災」は続く。いまや街は機能しておらず、人々はいつか来るという電車をあてにして、駅前に集まっている。山間でキャンプ場を経営している「ぼく」のもとには避難してきた仲間たちが集まりはじめる。畑を作り、水を汲み、なんとか皆で生き延びようとするが、崩壊する世界は確実に日常を蝕んでいく。「教授」と呼ばれた男のこと。「風船病」のこと。
「山道を抜けた先にはニジマスが泳ぐきれいな小川があり、そこには木の橋がかけてあるだろう。そこには豊かな森がある。畑だってある。
ぼくらはそこに住んでいる」
終末の予感をはらんだ四つの連作のうち、三番目の物語。

作者からの言葉

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