タイトル

フクロウとチーズ工房

ジャンル

書籍/その他

著者

三遊郭

公開日

2022年06月23日

更新日

2022年07月21日

作品紹介

恋する女性のお父様が亡くなり、何とか、お父様の感覚を追いかけようとイメージをして、作品化したものです。北海道帯広市近郊をモデルに、神奈川県横浜市の一流デパートのオーナーだったお父様が、自分に向き合いながら家族を思うところを、描いたもの。どうやらモデルとは、かなり懸け離れた人物像であったみたいで、恋人は私のお父様とはかなり違う、と申しておりました。主人公は幼い時から、獣医になる夢を持っておりました。四つ脚、毛が生えている温かい生き物が、大好きでありました。もう一人の主人公の恋人の男性は、地元の酪農家の出身でした。家畜の天寿を思う不思議な男。この物語は、そんな少し偏差値高めな勉強をしても、人間が変らない生き方をしている、若い男女を描いております。どうぞお楽しみを…。

作者からの言葉

最初から、三遊郭中編文学集Ⅳとして、発表してしまいましたので、販売戦略が甘かったようです。今回は確りと、単行本として、編集し直しました。どこか知識にお間違いがありましたら、遠慮なく申してくださいませ。三遊郭の作品は、再読者用の呼吸で書いておりますので、一度で飲み込まずに、もう一度読みましたら、スラスラと読めるところが特徴の作品群です。それが、言葉の呼吸の自然なところだと思います。帯広畜産大学がモデルの小説です。馬牛たちに会いに来てみてください。帯広温泉郷がお待ちしております。