同人誌・風狂(第九五号)

同人誌・風狂(第九五号)

タイトル

同人誌・風狂(第九五号)

ジャンル

書籍/文芸

著者

風狂の会(編集:高村昌憲)

公開日

2022年06月14日

更新日

2022年06月17日

作品紹介

 「風狂の会」は1994年(平成6年)頃に自然発生的に生まれた。その前身は、現代詩の公器と言われていた月刊雑誌『詩学』で毎月作品指導を行っていた「東京詩学の会」にて講師の一人であった齋藤 怘(まもる)氏とそのメンバーたちが、1988年(昭和63年)頃に始めた詩を研究する会であった。その後、名称を「中野学校」「武蔵野詩人会」と変遷して「風狂の会」は生まれた。主宰者は、2006年(平成18年)6月21日に永眠するまで齋藤 怘氏であり、その後は2019年(令和元年)8月19日に永眠した北岡善寿氏であった。ところで「風狂の会」には会則がなく、役員もいない。つまり命令や強制を可能な限り排除した自由な風狂詩人であることを自覚した、詩歌、文学、芸術などに興味や関心がある者たちによる自主的で民主的な集まりである。春のお花見や年末の川柳大会などを楽しんで来たが、主な活動は大凡二ヶ月毎に開催された文学研究会であった。外部から講師を招聘したり、同人が研究成果を発表したりして開催された。更に、2004年(平成16年)5月15日には創立10周年を記念して『風狂の詩人たち』も刊行された。それまでは創作作品を発表する場がなかったので、2014年(平成26年)8月21日に創立20周年を記念して電子書籍の『同人誌・風狂』を創刊して毎月定期的に発表することとなった。現在はコロナ禍でもあり、作品の創作及びその発表が主な活動となっている。2021年からは『別冊風狂』として個人の詩集や作品集も発表している。

作者からの言葉

 創作活動に主眼を置く観点から、掲載作品は原則として未発表のものとしており、編集会議にて決定している。毎月19日までに新作品を発表する予定である。なお、表紙及び奥付の絵「葡萄の木(6)」の作者は高村喜美子氏(白日会会員)である。

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