東京国際ブックフェアで電子本を売る'99

東京国際ブックフェアで電子本を売る'99

タイトル

東京国際ブックフェアで電子本を売る'99

ジャンル

書籍/ビジネス・経済

著者

猫乃電子出版

公開日

2016年03月07日

更新日

2016年03月08日

作品紹介

 世界中の出版社が集まる本の見本市、東京国際ブックフェア。そこに新興勢力の電子本も販売の場を持とう!…という大胆な発想ではじまった一大プロジェクトが頓挫したり拾われたり、と艱難辛苦の先に開催された当日レポートも含めてイベントの裏側を大胆に紹介した一冊。猫乃電子出版サイトでひっそりと公開していたものを改訂して、こちらで公開します。

作者からの言葉

 ネットの時代には想像もできないと思いますが、こんな売れないドサ回りの芸人みたいなことをやっていた時代があったのです。今はネットの普及で、ドサ回りをしなくて済んでるだけですが、相変わらず売れません(涙)

コメント(7件)

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  1. 小池利明

    この頃を振り返ると、いい時代になりましたね。
    売ることの難しさは、いつの時代にもあると思いますが、あの頃は知ってもらうだけでも至難の業でした。
    今は、知ってもらうことは容易になって来てはいます。
    とはいえ…ネットの娯楽自体も増えており…
    顔も知らないネットの奥のだれかが、自分の書いた本を待っていると思い、発信していきましょう。

    • ポシブル堂書店・店長(猫乃電子出版)

      「電子本って何?」と言われたのが嘘のような時代ですね。文庫本を目の前に突きつけられて「こっちが便利だろう」と面と向かって言われたこともありました。売ることは一般的になりましたが、作る、読むという点の問題は未来永劫続きそうな気がします。私の方もがんばりたいと思います。

  2. 萩野 正昭

    一読、懐かしいやら虚しいやら……涙にも似た水分が体からにじみ出るように歳月が我が身に降りそそいできた。田沼さん、この本を心からありがたく胸に抱いたよ。あなたは本当にえらい男だね。

    • ポシブル堂書店・店長(猫乃電子出版)

      あの第一歩がなければ、今のボイジャーの姿は無かったかもと思うと凄い瞬間に立ち会えたものと思います。パソコンの世界ではメジャーだと思っていたら、書籍の世界では歯牙にも掛けられないマイナー物だったとは……。マイクロソフト、アドビなどの巨人たちが東京国際ブックフェアの会場に居ない今も変わらず立ち続けているボイジャーは素晴らしいと思います。

  3. 萩野 正昭

    田邊さん、田沼さんなんて書いちゃった。ごめんね。

  4. 明平暢男

    ぼくも電子書籍の作家ですが、これってすごく面白いと思います。どんどん、かいてゆくつもりです。

    • ポシブル堂書店・店長(猫乃電子出版)

      明平さん、コメントありがとうございます。電子書籍の世界は本当に面白くエキサイティングです。これからもよろしくお願いいたします。