骨盤が歩く

骨盤が歩く

タイトル

骨盤が歩く

ジャンル

書籍/エッセイ

著者

げんじあきら

公開日

2016年03月03日

更新日

2016年03月03日

作品紹介

歩くということは私が歩くのではなく骨盤が歩くことだ。豹などは、どう見ても骨盤が歩いていてカッコいい。人は残念だが、樹上で暮らしていたのだろうから、骨盤が歩く感覚がない。豹のようにカッコ良くない。キレイに歩くを並べる。骨盤から歩く、真っ直ぐ前を向いて、ヒップアップを意識して、膝を伸ばして、踵でガツンと踏み込んで、足底を踵から親指先にぐるっと回すようにローリングする、親指で踏み出す、歩幅を大きく、腕を振って

作者からの言葉

私は山に頻繁に出かける。最初は脚だと思っていた。脚が山で強いかどうかだ。年を重ねて、今は、骨盤が山に登りたがっていると思う。骨盤に頭脳がある。骨盤が少し捻れたら10キロも歩けなくなってしまうだろう。

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