いつでも読める、誰でも読める

いつでも読める、誰でも読める

タイトル

いつでも読める、誰でも読める

ジャンル

書籍/その他

著者

萩野正昭

公開日

2015年12月16日

更新日

2015年12月28日

作品紹介

この講演録は、2015年12月13日、明治大学グローバルフロントにて開催された出版UD研究会 第50回記念出版ユニバーサルデザインフォーラム2015におけるスピーチをもとに作られたものです。デジタル出版における「残る・残す」の課題と、誰もが読めるということの中にある視覚障碍者への読み上げという閲覧を保証する、新しい技術と出版との関係を体験的にお伝えする講演録です。

作者からの言葉

「私たちにとって本は単にすべすべした紙を束ねたものに過ぎません。私たちはこれを読めません。でもみなさんが作っている電子本は、私たちにとってあなたたちと同様に本なのです」こういったのは一人の視覚障碍者でした。彼は、こう続けました。「もし読上げを許可してくださるならば……」と。デジタル出版に関わる一人として、この言葉は強く私たちを励まし、一方で悩ませた。読み上げを許可するための多くの課題がここには提起されている。

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