フーコーの唯識


フーコーの唯識

タイトル

フーコーの唯識

ジャンル

書籍/社会科学

著者

金井隆久

公開日

2020年07月23日

更新日

2022年09月13日

作品紹介

政府を含めた国中の各企業、各組織が事なかれ主義の保身にばかり、奔ってばかりいたら社会デフレが進むばかりです。ヴィールスによる被害よりも、私たちが身を守ろうとするゆえに起こる間接被害のほうがずっと巨大でしょう。はっきり言うと、ある人がヴィールスに感染し、発病し、死亡する確率は、宝くじ一等に当選する可能性と同程度か、もっと低いでしょう。二〇二〇年七月下旬現在の計算で、コロナ・ヴィールスによる死者は、日本全体の平均として、人口100万人あたり八人弱となっています。少ない数字ではありませんが、自殺や交通事故による死者より桁違いに少ないのです。しかし社会萎縮による間接被害はほとんどの人が受けるし、貧しい人ほど大きな被害を受けてしまうのです。長期にわたるヴィールスストレスによって、とてもたくさんの人たちが、精神的肉体的にまたその両方にダメージを受けています。それによって、癌とか脳卒中とか膿尿病とか、別の病気に罹る人の数はヴィールス感染者数の数十倍あるいは数百倍になるかもしれません。
メディア企業はシャワー放射ののように浴びせかける報道で、人びとの冷静な理性を奪うなかり。
2020年台初頭の人びとの景色を観察する鋭く斬新な社会批評。

作者からの言葉

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