人間さまざま

人間さまざま

タイトル

人間さまざま

ジャンル

書籍/人文科学

著者

アラン(高村昌憲 訳)

公開日

2019年08月07日

更新日

2019年08月14日

作品紹介

 この翻訳は、フランスの哲学者アラン(1868-1951)が1946年にメリディエンヌ社から刊行した『人間さまざま』Alain, HUMANITÉS の中に所収されたもので、1925年に雑誌「銀の船」に掲載されたものの全訳である。テキストとしては、Alain, Les Passions et la Sagesse (Bibliothèque de la Pléiade), Gallimard, 1960 に所収されているものを使用している。このテキストは『思想と年齢』の続編として書かれた内容であるから、タイトルは『思想と年齢』としても良いと思うが、テキストとして使用したプレイヤード版に従って『人間さまざま』とした。

作者からの言葉

 アランの思想の特色の一つとして挙げられることに、生涯に亘ってその思想内容が殆ど普遍であり豹変することがなく、阿ねることもなかった点がある。従って成熟した精神の人は、例えばマスコミなどに出演して敢えて稚拙に振舞う必要が無いことも言っているようで興味深いと思う。

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