タイトル
アランと共に(4)ジャンル
書籍/エッセイ公開日
2019年07月25日更新日
2019年07月25日作品紹介
『幸福論』の哲学者アランがフランスの地方紙「ルアン新聞(La Dépêche de Rouen et de Normandie)」へ毎日掲載したプロポ(語録)の中から、初期の1906年から1907年にかけての主な作品をテキストとして取り上げた。つまり我が国でアランといえば『幸福論』が有名で、既に我が国では10名以上の手によって各々の翻訳書が上梓されてきた。しかし私は、出来れば『幸福論』を書いたアランをあらゆる側面から理解したいと思った。殆ど毎日アランが書き続けた日々のプロポを読んで、アランは生涯何を求めていたのか、その謎も私は理解したいと思った。本書はアランのプロポ(語録)を翻訳しながら、アランの思想に啓発され、現代の我が国をアランなら如何に思考するかを表したものであり、出来るだけ多くのプロポを忠実に読み、アランの言葉に沿って思考した全130章からなるエッセイである。
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