アランと共に(1)

アランと共に(1)

タイトル

アランと共に(1)

ジャンル

書籍/エッセイ

著者

高村昌憲

公開日

2019年07月24日

更新日

2020年07月17日

作品紹介

 『幸福論』の哲学者アランがフランスの地方紙「ルアン新聞(La Dépêche de Rouen et de Normandie)」へ毎日掲載したプロポ(語録)の中から、初期の1906年から1907年にかけての主な作品をテキストとして取り上げた。つまり我が国でアランといえば『幸福論』が有名で、既に我が国では10名以上の手によって各々の翻訳書が上梓されてきた。しかし私は、出来れば『幸福論』を書いたアランをあらゆる側面から理解したいと思った。殆ど毎日アランが書き続けた日々のプロポを読んで、アランは生涯何を求めていたのか、その謎も私は理解したいと思った。本書はアランのプロポ(語録)を翻訳しながら、アランの思想に啓発され、現代の我が国をアランなら如何に思考するかを表したものであり、出来るだけ多くのプロポを忠実に読み、アランの言葉に沿って思考した全130章からなるエッセイである。

作者からの言葉

 本書は、電子書籍の容量の関係で上記の全130章からなるエッセイを4分割して、そのうちの第1巻である。本文の冒頭の<写真>は、ペール・ラシェーズ墓地(パリ20区)にあるアランことエミール=オーギュスト・シャルティエ(本名)が眠る墓である。

コメント(0件)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。