デジタル出版ツールはどうあるべきか?

デジタル出版ツールはどうあるべきか?

日米二つの国での発想の違いを見る

 

今週火曜日(2025年3月4日)、日米VOYAGER国際会議が開催されました。
参加者は約20名でした。日本からは鎌田純子と萩野正昭が参加しました。
米国VOYAGERのボブ・スタイン氏が、タペストリープロジェクト(“Tapestry”)の現状について説明しました。彼はほぼ10年間このプロジェクトの最前線に立ってきた。これはデジタル出版ツールです。
オンライン“Tapestry”で必要な資料や情報を収集します。インターネット上にある資料や情報でも、自分のパソコン上にある資料や情報でも、“Tapestry”にインポートできます。 “Tapestry”では全体像を見ながら、本ともいえる自分だけの作品を作ることができます。ここで詳細を説明することは不可能です。しかし、スクリーンショットをいくつか見てみましょう。少なくとも雰囲気は伝わると思います。

 

 

 

こうすることで、必要な情報を収集し、状況を俯瞰し、書き方を計画することができます。
これは、初期のデジタル時代の先駆者たちによる書籍とビデオのコレクションです。
画面は自由に拡大できます。ダグ・エンゲルバートを見てみましょう。

 

 

動画素材は複数あります。三角形をクリックするとすぐにビデオを視聴できます。もちろん画像を拡大して見ることもできます。こうすることで、書いているテキストの構造を整理することができます。
以下の例は、『LA Journal』という作品の作成記録です。この作品を記録するために検討されたカメラの改造の説明。

 

 

非常に複雑なツールだと思います。少なくとも、デモで見た限りではそう思いました。
実際に文章を書く者として、いくつか考えがあります。見た目が良いツールは、実際にテキストを書く人にとっては不便なことが多いです。何故ですか?

書くことが非常に狭い範囲の活動だからです。これは、客観性を維持する能力を著しく制限する行動だからです。文章を書くことは主観的なものです。私たちVOYAGERは、一般の人向けにもデジタル出版ツールを提供しています。当社のデジタル出版ツールは、経験しかなく、人生で一度もまともな記事を書いたことがない人に役立つルールです。


これが日本人とアメリカ人の考え方の最大の違いだと思います。


以下に、VOYAGER デジタル パブリッシング ツールの日本語版がどのようなものかを示す 2 枚の写真を示します。デジタル出版では、読者のデバイスに応じてページ サイズが変わります。ページのサイズが特定であると想定することはできません。テキストはページ全体を埋め尽くすべきではありません。テキストページと画像ページは明確に分けて作成されます。
 
 
画像ページには、可能な場合は、Web 上の他の関連する視覚資料へのリンクを含めます。
 
 
このページは日本の家の特徴からインスピレーションを得ています。日本の伝統的な家屋の雨戸や障子を見てみましょう。
 
参考として、以下の〝本〟をお読みください。
 
『デジタル出版̶̶ 苦難と希望̶̶ 』
https://r.voyager.co.jp/epm/e1_454580_17022025111539/
 
参加者の顔をご覧ください。サンタモニカのボイジャーに集ったかつての若手闘士たち。
40年後の現在の姿です。けれど今でも我々はデジタル出版を追求しています。