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2023年9月7日
岩波書店『世界』の音訳を徹底討論
アクセシブル・ブックス・サポートセンター(ABSC)が発行する「ABSCレポート(第3号)」の電子配信が始まりました。どなたでも無料でお申し込みできます。本号では、音で読む、すなわち「音訳」のほか、国立民俗学博物館(民博)の展示物を触れる試みも紹介しています。「ABSCレポート」は印刷版、テキストリフロー版のほか、順次、マルチメディアDAISY版、点字データ版が用意されていきます。ぜひご覧ください。
※電子配信はテキストリフロー版です。文字の拡大縮小や音声読み上げによる読書に対応しています。
「ABSCレポート(第3号 2023 August)」主な内容:
・アクセシブル・ブックス・サポートセンター(ABSC) 設立ごあいさつ
・座談会『世界』の音訳を通してみえてくる読書バリアフリー実現への現状と課題
・松井進(千葉県立西部図書館)
・堀江達朗(東京ヘレン・ケラー協会点字図書館)
・藤田晶子(全国音訳ボランティアネットワーク)
・大山美佐子(岩波書店『世界』編集部)
・上田渉(オトバンク)
・ABSCインタビュー
・平塚千穂子(CINEMA Chupki TABATA)
・大内進(星美学園短期大学、国立支援教育総合研究所)
・コラム
・広瀬浩二郎(国立民俗学博物館)
今は出版社に加えて多くの方が電子出版活動を行っています。読者が印刷版を望むならば印刷版を、電子版を望むならば電子版を提供する。障害の有無に関わらず、あらゆる要望に合わせて本の形態を変えて提供する。デジタルの利点を出版に使っていける時代になりました。Romancerはそんなデジタル出版をサポートするツールです。みなさまの応援、よろしくお願いします。