想像つかないぞ! “8K”体験 NHK技研公開 5月24日から

たまには本を離れたお話もしましょう、ということで、NHK放送技術研究所による研究成果の一般公開のお知らせです。注目は技研講堂8Kシアターでのバレエ、スポーツ、音楽コンテンツの上映です。
 
第72回 技研公開 2018年5月24日(木)〜27日(日) 4日間
「よりリアルに、スマートに、あなたとつながる」
NHK放送技術研究所(東京・世田谷区砧)

 

8Kシアターの上映では、フルスペック8K対応レーザープロジェクターによる超高精細映像と、22.2マルチチャンネルによる3次元音響が使われるそうです。いったいどのような映像体験になるのでしょうか。
 
ほかに音声認識による書き起こし制作システムや白黒映像のカラー化技術などの展示を見ることができます。
 
ちなみにNHKの番組・放送技術の調査研究費は203億円です。くわしく知りたい方はここにNHKの事業計画資料があります。
 
 
NHKの2017年度の事業支出予算は7020億円。そのうち全部で10チャンネルある放送用の費用が5657億円です。単純に計算すると1日あたり15億5千万円がかかっています。
 
受信料については、2017年12月、受信料を支払っていない方が思わずドキッとするような判決がなされました。NHKが受信契約の締結を拒む男性に受信料の支払いを求めた「受信料訴訟」の上告審判決で、日本でテレビを持つ人にNHKとの受信契約を義務づける放送法の規定は「合憲」という判断が最高裁大法廷で示されたのです。この判決は新聞等で大きく報道されました。ますます受信料の使い道に注目です。