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2018年1月4日
これは折笠良さんが制作した「Scripta volant」という短編アニメーションです。みたとおり実験的な作品で、「君の名は。」「この世界の片隅に」といったいわゆる劇場用の長編アニメではありません。
クレジットをみるとプロデューサーに山村浩二さんの名前があります。山村浩二さんは世界的なアニメーション作家で、落語「頭山」をアニメ化したことで有名です。「頭山」は第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされました。その作家がプロデュースした作品となれば、一見の価値がありそうだと思いませんか?
「幸福の王子」日本語訳版がお読みいただけます
アニメにかぎらず、本をモチーフにしたアート作品はたくさん存在しています。昨年12月14日から、東京/日比谷図書文化館で、「本・読書・図書館」への現代美術作家によるアプローチを紹介する初めての現代美術展「DOMANI・明日展PLUS」が開催されています。
美術展の開催は2018年2月18日(日)まで。期間中はイベントも開催。1月7日の講座に折笠良さんが登場しますので、ご紹介します。イベントの参加には【申し込みが必要】です。
①関連講座:
書物/アートという装置、読書という体験/2018年1月7日(日)
②アーティストトーク:
Vol.1「若林奮 1973年在外研修―旧石器時代洞窟遺跡跡を巡る」/2018年1月21日(日)
Vol.2「図書館、本の記憶―イギリスでの経験を通じて」/2018年2月4日(日)
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