ピックアップ
2017年10月24日
10月14日、インターネットの電子図書館、青空文庫(http
◯基調講演:青空文庫の20年間について
◯チュートリアルセッション:青空文庫の仕組みとボランティア入門
青空文庫には作家の死後50年の著作権の保護期間が終了した作品 が集まっています。ボランティアの皆さんが、入力、校正、点検を 行い、作品を蓄積し続けてきました。誕生から20年、作品数は1 4,400冊を超えています。
シンポジウムの最後に、著作権を専門とする福井健策弁護士(本の 未来基金)が著作権保護期間延長の問題を取り上げました。今後T PPが締結されれば保護期間は70年に延長される。それが壁とな り、作品利用が停滞する。つまり保護期間延長は、 日本の文化にとってはまったくメリットがない、 と締めくくりました。
「青空文庫の今後/著作権保護期間とパブリックドメインの価値 」を講演する福井健策弁護士(本の未来基金)