人工知能が目の代わり?

素敵なニュースをご紹介します。 月刊ニューメディア編集長からお知らせいただきました。

 

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http://newsroom.fb.com/news/2016/04/using-artificial-intelligence-to-help-blind-people-see-facebook/

Facebook上の画像を人工知能が判定し、自動で読み上げてくれる

 

これはFacebookで画像認識から音声を生成する技術で、自動のテキスト化ツールだそうです。この技術を使えば、目が見えなくても画像付きのSNSを楽しむことができるようになります。

 

画像を人工知能技術でテキスト化する技術は、SNSの画像を楽しむだけにはとどまらないでしょう。写真集にもコミックにも応用されていくでしょう。技術が完成されていくと吹き出しの台詞だけではなく、画そのものを読み上げてくれるようになるからです。

 

4月1日に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が施行されました。

 

「障害者」には視覚障害者、つまり目の見えない人も含まれています。目の見えない人にとって、紙の本は「本」ではありません。本を手にとって少しの間、目をとじてみてください。紙の本はつるつるとした紙が束ねられたモノでしかありません。そこに印刷された文字や画を見ることはできません。

 

一方、電子の本はどうでしょう。音声合成技術をはじめとするデジタル技術によって、文字が音として表現されます。目の見えない人も音で内容を知ることができます。人工知能技術が進化すると本も変わっていきますね。