下着であるか水着であるか

下着も水着もどちらでも気になることは間違いなく、イヤなおヒトはおりますまい。どういうわけか街中には近ごろ下着の露出を謳歌するお店が点々目を引きます。ボイジャーのある表参道・原宿地区でも例外ではありません。

 

Sports Illustrated Intimates Swimsuit 2016より

http://www.si.com/swimsuit/videos

今やトップモデルの登竜門 Sports Illustrated Intimates Swimsuit 2016より

今年の水着はBarbara Palvinさんが……

 

そういえば、“Sports Illustrated”の水着特集もそろそろでしょうか。ここが雑誌だけではなくビデオを販売するという時に、私はNYにたまたま滞在しておりました。1980年代の中頃のことです。目ざとくこれを見つけ、しかりとばかり権利獲得に奔走したのです。いけるかッ!と思っていたら最後の最後に邪魔が入ってさあ大変、水着のあっちとこっちを引っ張り合うありさまとなりました。一体どこのどいつかと問えば、相手は”Number”だというじゃないですか、そりゃ仕方がないとばっかりに、なくなく降りてレーザーディスクの権利だけを抑えることになりました。

 

後年、電子出版の仕事に鞍替えした私は何人かの大手出版電子担当とおつきあいすることとなりましたが、水着を引っ張り合ったそのお相手とも出くわすことになりました。文春の堀江礼一さんという方がその人です。江戸の仇を長崎で……とはいかないで、二人は一緒に肩組んでデジタルに励むことになりました。どこで何があるか分かりません。昨日の敵は今日の友……桜の花も散りゆきて、そろそろ水着のキャンペーンが始まる頃じゃないでしょうか。むかしばなしをこれから時々お届けします。

 

ss3

思わず目を引く CALZEDONIA表参道店