電子出版 試みて値する希望

いったい電子出版って本当に必要なのか? 紙で十分じゃないか? いつもこのことに心が揺らぐ。そんな時、『青空文庫』の主宰者であり、呼びかけ人の富田倫生さんの言葉を思い出す。1分ちょっとの動画を見て欲しい。

 

東京国際ブックフェア(2004年) 
ボイジャーブースより

 

“書き手がいて出版社があって、印刷所があり書店があり図書館がある、ただ、そうした仕組みにおいてなお育むことができない出版があり、これもまた伸ばすべきものであるならば、電子出版には存在理由がある”

 

電子出版の本質をついた富田さんの力強い言葉に、背筋が伸びる気持ちになります。季刊『本とコンピューター』誌(2004年夏号)に掲載された「萩野正昭のふんばれデジタル!」をRomancerにて復刻しました。どうぞこちらもお読みください。

 

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