自分で作る 自分で伝える

 先日、Romancerからデジタル出版をした作家からこんな素敵な動画をお知らせいただきました。

 

 

 

作家の友達、知人宛に向けたクリスマスメッセージで、動画の途中に電子本の紹介が入っています。 この方は今回がはじめてのデジタル出版でした。2015年9月からボイジャーのスタッフと電子本制作を開始。 原稿のチェックや制作上のアドバイスといった連絡はメールだけで、約3ヶ月の文通のような繋がりを経て、12月に販売を開始しました。

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本をクリックすると試し読みができます

 

 

わずか3ヶ月の間ですが、力強く・ワクワクしながらデジタル出版に取り組まれているのがひしひしと伝わってきました。 最初は表紙にしか描いていなかったイラストを本文に入れたり、クリスマスメッセージ動画に宣伝を追加したり、次から次へとアイディアが湧いてくるのです。

 

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こちらは宣伝用のしおり

 

 

個人でデジタル出版をした時、そのゴールを「電子書籍ストアに自分の本を並べる」と設定しがちです。 しかし、残念なことに本を書店に並べただけでは、その存在は誰にも伝わらないでしょう。

そこで、本を届けるのはまず身近な人へ、と考えてみてください。自分の知らない誰かに本を届けるよりも、自分の知っている人に本を届けようと考えたら読む人の顔が浮かできますよね。そうするとこの本で、楽しませよう・驚かせよう・泣かせようとあれこれアイディアの余地が出てきます。

 

デジタル出版のキーワードは「自分で作る 自分で伝える」。全て一人で引き受けるのなら、何でも楽しくチャレンジして、一人でも多くの読者に本を届けてみませんか?