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栗本薫 電子本シリーズ

知られざる栗本薫を、デジタルで

栗本薫といえば、100巻を越える『グイン・サーガ』、クトゥルー神話をモチーフにした『魔界水滸伝』、名探偵『伊集院大介』シリーズなどベストセラー作品が多々あります。その活躍の幅は、ファンタジー、SF、ミステリ、時代小説、耽美小説、中島梓名義では評論・エッセイと多岐にわたり数多くの作品を発表してきました。その中には、商業出版に乗らなかった作品、単行本化されなかった作品、紙として出版されたが絶版になって手に入らなくなった作品も多々あります。「栗本薫 電子本シリーズ」ではそういった作品を中心に電子化し、読者のみなさまに今、お届けします。

更新履歴

栗本薫

東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門、1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞、1981年「絃の聖域」で吉川英治文学新人賞を受賞。栗本薫名義で小説を発表するかたわら、中島梓として評論・演劇・音楽などさまざまなジャンルで活動する。小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたり、中島梓名義を含めて400冊を越える著作がある。1979年よりスタートした大河ロマン「グイン・サーガ」は、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。

栗本薫作品の魅力納富 廉邦

栗本薫作品の魅力について書けと言われてホイホイ引き受けちゃった訳だけれども、よく考えてみるまでもなく、そんなのは書けるわけがないのだ。中学三年生だった僕は『ぼくらの時代』を読んで、バンドを始めたし、病気で寝ている事を幸いと親に頼んで買ってきてもらった『SFマガジン』は、グイン・サーガ「豹頭の仮面」 の第一話が掲載されていて、それ以降、毎月SFマガジンを買うようになったし…

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刊行案内

発行:株式会社天狼プロダクション
発売:ボイジャー・プレス

2018年8月刊行
キモノにハマってね!

キモノにハマってね!

中島梓はパーティや観劇などに外出する時ばかりでなく、日常生活も着物で過ごすことが多かったほどの着物愛好家だった。自身で運営するホームページ、神楽坂倶楽部でも着物に関するエッセイをいくつか連載していたが、本書は2005年から翌年にかけて連載された「着道楽」が収録されている。またエッセイのほか、生後まもない頃から亡くなる前月のライブまで、他で見ることの出来ない貴重な着物姿の写真90点以上を集めたアルバムも収録している。

価格:432円(税込)

2018年6月刊行
花陽炎

花陽炎

1984年に自費出版された栗本薫の短歌集。出産、育児によって活動を抑えていた1983年から84年にかけて、奔流のように湧き出した短歌が収録され、耽美、浪漫、頽廃などがキーワードとなる栗本薫の創作のモチーフが直截に表現されている。栗本薫の耽美小説群のファンのみならず、創作の源泉を垣間見させる栗本薫を知る上での好個の書。

価格:475円(税込)

2018年4月刊行
珠玉天王寺屋——五世中村富十郎

珠玉天王寺屋——五世中村富十郎

伝説的歌舞伎役者、十五代目羽左衛門の舞台を13歳で見てより歌舞伎の魅力に取り憑かれた山田凉子は、六代目菊五郎、初代吉右衛門、七代目幸四郎などの名優の舞台に接して歌舞伎への鑑賞眼を磨いてきた。そして1961年に当時鶴之助を名乗っていた中村富十郎に魅せられた彼女が、半世紀に渡る観劇記、交流をまとめたものが本書である。あくまでもファンの視点から書かれてはいるが、自身も長唄の名取りであり幾度か富十郎の踊りと共演も果たしている著者の富十郎評は的確。本格的な評伝のない現在、歌舞伎研究書としても貴重である。

価格:756円(税込)

【著】山田凉子
1925年東京生まれ。13歳より歌舞伎を見始める。山田抄太郎、稀音家六里治に長唄を、長生松帆に小唄を師事し邦楽への造詣を深める。また句集に『江戸切子』、『瓔珞』がある。栗本薫・中島梓の母。

2018年2月刊行
手間のかかる姫君——夫、今岡清が選ぶ栗本薫短篇集

手間のかかる姫君——夫、今岡清が選ぶ栗本薫短篇集

栗本薫の担当編集者であり、また夫として30年以上に渡り生活を共にした今岡清が、個人的な思い出深い作品を集めた作品集。江戸川乱歩賞受賞で華々しく文壇デビューしたのち、初めてSF-マガジンに登場した「ケンタウロスの子守唄」、ふざけ散らしたユーモアSFでありながら文明批評でもある「エンゼル・ゴーホーム」、日常の会話から書き始められたものの中断していた原稿の発見された「手間のかかる姫君」、マンガ家に憧れていた栗本薫の唯一のマンガ作品「日々是好日」ほか六篇を収録。

価格:550円(税込)

2017年12月刊行
コミュニケーション不全症候群

コミュニケーション不全症候群

栗本薫の筆名でグイン・サーガ、伊集院大介シリーズほか数多くのベストセラーを生んだ中島梓が、1991年に発表した書き下ろし評論。おタク、ダイエット、女性による男性同性愛への関心などを扱い、変容する社会において危機的な状況におかれた自我のあり方を、自身も拒食症・過食症に陥り、また「真夜中の天使」を嚆矢としてやおいと呼ばれるジャンルを拓いた体験を踏まえつつ描いた問題作。刊行当時若者の共感と批評家からの絶賛を浴びたものの長らく絶版となっていたが、いま電子版として復刊される。解説・藤本由香里。

価格:496円(税込)

2017年12月刊行
コミュニケーション不全症候群 あとがき「遠くにいる友へ」

コミュニケーション不全症候群 あとがき「遠くにいる友へ」

「遠くにいる友へ」と題されたあとがきを抜粋した特別版。この世の中に、一体自分の居場所はどこにあるのか? そもそも居場所はないかもしれない。そうであるなら、どうやって社会に適応すれば良いのか? 今まさに自我と社会の狭間で苦しんでいる〈あなた〉に向けたメッセージ。〈無料〉

2017年10月刊行
小説道場ご隠居編

小説道場ご隠居編

小説JUNE誌に1984年から95年まで連載され、たんに小説作法でなく栗本薫、竹宮恵子らによって創始されたJUNE・やおいのリードオフマン的存在となっていた小説道場。その後、ジャンルとしてのJUNEはある種の大衆化を遂げて変容し、ボーイズラブ=BLとなっていった。小説道場終了から7年後の2002年、編集部から請われて再開した「小説道場ご隠居編」において、中島梓はBLを批判をしつつ小説の本質について筆鋒鋭く語った。本書は埋もれていたその連載をついに電子版として刊行、JUNE・やおいの歴史を語る上で、また栗本薫の創作論を知る上での貴重な書である。

価格:486円(税込)

2017年8月刊行

伊集院大介最後の推理

栗本薫の人気シリーズ「伊集院大介」の単行本未収録短編をここに収録。ある事件により失踪していた伊集院大介を、彼が解決した難事件に立ち会ってきた山科警視と森カオルが探そうとして事件に遭遇する「伊集院大介の追跡」、映画撮影所で起こった殺人事件ならぬ「殺怪獣事件」、話を聞いただけで安楽椅子探偵よろしく事件を解決する「間の悪い男」、「金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲」のために書かれた「月光座 金田一耕助へのオマージュ」、そして作者物故により伊集院大介の登場する最後の作品となった「誰でもない男――伊集院大介の秋思」の5編。

価格:486円(税込)

2017年6月刊行

十二ヶ月 栗本薫バラエティ劇場

未曾有の超大作グイン・サーガで知られる栗本薫が、12ヶ月にわたって小説新潮誌に連載した、12のジャンルを書き分けた作品集。
疑惑が疑惑を呼び狂気へとひとりの男を駆り立てる心理ミステリー「犬の眼」。手練れの時代小説作家もかくやと思わせる佳品「おせん」。軽妙な文体をあやつりつつ、圧倒的な筆力でラストの哀切へと雪崩れこむ青春小説「公園通り探偵団」。そして巻末を飾るグイン・サーガ外伝など、若き栗本薫の才気が爆発する。

価格:702円(税込)

2017年4月刊行

本音のコラム

栗本薫の筆名で知られる中島梓が、2005年10月7日から翌年9月29日に渡って東京新聞に連載した53篇のコラムを収録。 警官に注意されて逆上し尻を露出して逮捕された事件を取り上げた「尻出しおじさん」、10年前に「死ね」という言葉を安易に使う風潮を憂えた「『死ね!』という罵言」、被害者の個人情報まで興味本位に晒してしまうニュース報道に疑問を呈した「被害者の人権」、衣替えの時期の理不尽さについて語る「太陰暦の衣替え」など、当時の世相や日常の些末事までを硬軟取りまぜてユニークな視点から評した書。

価格:583円(税込)

2017年2月刊行

弥勒

栗本薫は『ぼくらの時代』で華々しく文壇デビューした後、グイン・サーガ・シリーズを発表した1979年に文芸誌「群像」に唯一の私小説「弥勒」を発表した。
この作品は死産で産まれ、3歳のときに日本脳炎のために意識もないままに寝たきりとなった弟との葛藤を描いて、栗本薫・中島梓の一生を苦しめ続けた激烈な怒り・悲哀が赤裸々に語られた作品である。『弥勒』の続編として手を付けられたまま、完成することのなかった断片「56億年の弥勒」を併載。解説は元群像編集長、内藤裕之氏。

価格:410円(税込)

2017年1月刊行

グイン・サーガ 炎の群像

グイン・サーガ50巻記念公演として1995年に上演された「グイン・サーガ 炎の群像」の台本。原作者栗本薫と脚本家中島梓が同一人物であることをによる大胆な脚色によって、古代王国パロが新興のモンゴールの突然の侵略によっていったんは制圧されながらも、やがてモンゴールを打ち破り再興するまでの、小説版では第1巻から16巻までに及ぶ物語を舞台化した作品。小説版の主人公グインが一切登場しないほか、さまざまな場所で展開する物語がパロの都クリスタルに限定されるなど、グイン・サーガ異聞とさえ言える内容となっている。

価格:604円(税込)

2016年12月刊行

新版・小説道場4

数多くのベストセラーで知られる栗本薫が、中島梓の別名で雑誌JUNE誌上に連載した小説講座第4巻。やおい・BLとして知られる男性同性愛小説向けの内容ではあるが、天才作家が創作の機微から具体的技術までを余すところなく伝える、創作を目指す者にとり必読の書第4巻。本書には小説道場開始から10年の時が流れた後に、変質していくやおいへの思いと自己の信念を吐露したマニフェスト「新・やおいゲリラ宣言」を収録。また、小説道場の掲載誌「JUNE」の編集長であった佐川俊彦氏の解説を付す。

価格:756円(税込)

2016年11月刊行

新版・小説道場3

数多くのベストセラーで知られる栗本薫が、中島梓の別名で雑誌JUNE誌上に連載した小説講座第3巻。やおい・BLとして知られる男性同性愛小説向けの内容ではあるが、天才作家が創作の機微から具体的技術までを余すところなく伝えた、創作を目指す者にとり必読の書。この巻では投稿者の成長と、また人気作家として活躍する道場出身者の活躍ぶりも描かれその点でも興趣尽きない内容となっている。

価格:756円(税込)

2016年10月刊行

新版・小説道場2

数多くのベストセラーで知られる栗本薫が、中島梓の別名で雑誌JUNE誌上に連載した小説講座第2巻。やおい・BLとして知られる男性同性愛小説向けの内容ではあるが、天才作家が創作の機微から具体的技術までを余すところなく伝えた、創作を目指す者にとり必読の書。

価格:756円(税込)

2016年9月刊行

新版・小説道場1

数多くのベストセラーで知られる栗本薫が、中島梓の別名で雑誌JUNE誌上に連載した小説入門講座。やおい・BLとして知られる男性同性愛小説向けの内容ではあるが、夭折した天才作家が、創作の機微から具体的な技術までを余すところなく伝えた、創作を目指す者にとっての必読の書。

価格:756円(税込)

2016年8月刊行

思い出の街

中島梓は神楽坂倶楽部というホームページを運営し、毎朝それを更新していた。本書はその神楽坂倶楽部2004年3月1日から31日まで連載されたエッセイを収録。新婚時代を過ごした赤坂、大学時代を過ごした早稲田、中学・高校時代を過ごした大塚などが、中島梓の個人的な思い出と共に当時の時代を感じさせるエピソードを交えて綴られている。

価格:378円(税込)

2016年8月刊行

京堂司掌編全集

2016年に創刊40周年記念終刊号が発行された幻影城誌。その発行に際して、京堂司名義の作品が栗本薫の手によるものであることが発見されて話題を呼んだが、本書は京堂司名義作品のすべてを収録、この名義による作品は他に一切ないことからあえて書名を「京堂司掌編全集」とした。
熱烈なSFファンであった若き栗本薫による、日本SF揺籃期を彷彿とさせる掌編12編は、大河小説グイン・サーガの作者の、また違った一面をうかがわせる。解説は京堂司発見者の野地嘉文氏。

価格:270円(税込)

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投稿日:2017年8月29日 更新日:


  1. かおり より:

    中学生の頃、仲のいい女の子と共作したSF短編って読んでみたいです。

  2. みつお より:

    はじめまして。

    栗本薫様が亡くなられてから、栗本様の本を手にとったいち読者です。
    未刊行作品を電子書籍にしてくださりありがとうございます。

    「リアルタイム」では、栗本様の作品に出会うことができませんでしたが、

    こうして「後追い」で出会える楽しさ(発売日に作品を手にとるわくわく感!!)を、味あわせてくださり、

    本当にありがとうございます。

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